いよいよ9月21日に、iPhone XS、iPhone XS Maxが発売されます。既存のiPhoneユーザーだけでなく、Androidスマホから乗り換える方も多いのではないでしょうか。スマホの乗り換え時に大事なのは、既存のスマホからの連絡先や画像など、重要なデータを移行することです。
iPhoneからiPhone XSシリーズへの乗り換えなら、iTunesのiPhoneバックアップやiCloudバックアップを利用すると手軽にデータ移行できますが、AndroidからiPhoneへの乗り換えの際はどうでしょうか? 実は、アップル純正のAndroid用無料データ移行アプリ「Move to iOS」を利用するだけで、カンタンにデータが移行できます。
今回は、「Move to iOS」を利用してのAndroidスマホからiPhoneへのデータ移行方法をご紹介いたします。ここで注意点がひとつ。iPhoneへのデータ移行前に、LINEやおサイフケータイ関連、スマホゲームなどの機種変更作業を忘れずにしておきましょう。
Move to iOSをダウンロード
Move to iOSでAndroidスマホからiPhoneに移行できるデータは、連絡先(電話帳)やカレンダー、画像や動画など。キャリアスマホアプリの送受信メールなどは、事前にキャリアアプリでバックアップしておきましょう
●連絡先●Googleアカウント●カレンダー●画像、動画●Gmail●Chromeブックマーク●無料アプリ(※Google Playストア、Appストア両方にあるアプリのみ)
Move to iOSでのデータ移行で注意したいのは、iPhoneが初期状態である必要があること。すでにiPhoneをセットアップ済みの場合は、iPhoneの設定から「リセット」→「すべての設定をリセット」をタップして初期化しましょう。
①機種変更前のAndroidスマホでGoogle Playストアを開き、「Move to iOS」を検索
②インストールをタップする
③ここでAndroidスマホの電源を切ってSIMを抜き、SIMをiPhoneに入れてAndroidスマホを再起動。続いてMove to iOSを起動して同意をタップする
④「続ける」をタップする
⑤「同意する」をタップする
⑥この画面が表示されたらiPhone側で作業を開始する
⑦初期状態のiPhoneのクイックスタート画面で、下部の「手動で設定」をタップする
⑧Wi-Fiを選択し、次へをタップしてパスワードを入力する
⑨Face IDやパスコードなどを設定し、次に「Androidからデータを移行」をタップする
⑩「続ける」をタップする
⑪iPhoneに表示されたコードをAndroidスマホで入力する
⑫iPhoneに移行するデータを選択し「次へ」をタップする
⑬データ移行がスタートする
⑭転送完了後、Androidスマホで「完了」をタップする
⑮「iPhoneの設定を続ける」をタップする
⑯Apple IDを入力し、iPhoneの初期設定を完了する
Move to iOSでデータ移行する際の注意点は、先述のとおり「LINEやおサイフ関連、ゲームアプリの機種変更設定を済ませておく」「キャリアメールをバックアップしておく」「初期状態のiPhoneを用意する」の3つだけ。サクッとデータを移行してiPhone XSシリーズを発売当日からフル活用しましょう。