富士通ではarrows(アローズ)と呼ばれるスマホを取り扱っており、コスパの良さや丈夫さに定評があります。
そこで今回は、arrowsスマホのおすすめ機種をそれぞれ比較し、評判・口コミや選ぶメリット・デメリットなどについて触れていきます。
これからarrowsスマホを購入しようと考えている人は是非参考にしてください。
arrowsスマホのポイント目次トップ画像引用元:
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arrowsとは、富士通が取り扱うスマホの名称です。
富士通株式会社はその他にも「らくらくスマートフォン」や「REGZA」、「Disney Mobile」などの機種も取り扱ってきましたが、「富士通のスマホといえばarrows」と言える程にarrowsスマホが大半を占めています。
arrowsスマホを取り扱う富士通は多くの人にとって馴染みのある名前だと思います。
パソコン等の電子デバイスや情報処理システムなどの開発・製造を行っているメーカーであり、1935年6月20日に設立されました。
arrowsスマホのコンセプトは「あなたに寄り添うスマートフォン」。
スマホを使う上での心地良さを重視しており、これまで数々のarrowsスマホやタブレットが「グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)」を受賞してきました。
グッドデザイン賞受賞歴画像引用元:
次に、現在発売が決定しているarrowsスマホからこれまでの歴代の機種を表にまとめました。
機種名 | 発売日 |
---|---|
arrows We | 2021年12月3日予定 |
arrows Be4 Plus | 2021年5月28日 |
arrows NX9 | 2020年12月18日 |
arrows 5G | 2020年7月30日 |
arrows Be4 | 2020年6月25日 |
arrows M05 | 2019年12月18日 |
arrows J | 2019年11月1日 |
arrows RX | 2019年10月1日 |
arrows U | 2019年6月28日 |
arrows Be3 | 2019年6月7日 |
arrows BeF-04K | 2018年5月25日 |
arrows NXF-01K | 2017年12月8日 |
arrows M04 | 2017年7月20日 |
arrows BeF-05J | 2017年6月1日 |
arrows NXF-01J | 2016年12月2日 |
arrows M03 | 2016年7月28日 |
arrows SV | 2016年7月6日 |
arrows NXF-02H | 2015年12月4日 |
arrows M02 | 2015年10月29日 |
arrows Fit | 2015年10月7日 |
ARROWS NXF-04G | 2015年5月28日 |
ARROWS M01 | 2014年12月5日 |
ARROWS NXF-02G | 2014年11月19日 |
ARROWS NXF-05F | 2014年5月30日 |
ARROWS A301F | 2013年12月6日 |
ARROWS ZFJL22 | 2013年11月22日 |
ARROWS NXF-01F | 2013年10月24日 |
ARROWS SEM01F | 2013年8月20日 |
ARROWS A202F | 2013年6月28日 |
ARROWS NXF-06E | 2013年6月7日 |
ARROWS XF-02E | 2013年2月22日 |
ARROWS A201F | 2013年2月16日 |
ARROWS KissF-03E | 2012年12月21日 |
ARROWS VF-04E | 2012年11月28日 |
ARROWS ef | 2012年11月2日 |
ARROWS Me | 2012年8月15日 |
ARROWS A101F | 2012年7月28日 |
ARROWS XF-10D | 2012年7月20日 |
ARROWS ZISW13F | 2012年7月20日 |
ARROWS μ | 2012年1月20日 |
ARROWS ES | 2012年1月7日 |
ARROWS X LTE | 2011年12月17日 |
ARROWS Z | 2011年12月17日 |
ARROWS KissF-03D | 2011年11月25日 |
1番古い機種で2011年に発売されています。
つまり、約10年はarrowsスマホを取り扱っているということになります。
次に、現在販売中のarrowsスマホ(発売予定も含む)の中で特におすすめな4つの機種をピックアップしました。
arrowsおすすめスマホ5選下記にてスペックや特徴について詳しく解説するので、是非チェックしてください。
画像引用元:
arrows Weは2021年12月3日に発売です。
arrows We | |
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チップ | Snapdragon 480 |
5G対応 | ○ |
画面サイズ | 5.7インチ |
本体サイズ | 高さ:147mm幅:71mm厚さ:9.4mm |
重さ | 172g |
アウトカメラ | 広角:1,310万画素マクロ:190万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
生体認証 | 指紋 |
防水 | IPX8 |
FeliCa | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
カラー | ターコイズ・ブラック・ホワイト |
詳細 | arrows We レビュー |
これまでのarrowsスマホと同様、泡タイプのハンドソープで洗えたり、アルコール除菌シートで拭くことができる防水性能に優れた5G対応スマホです。
また、1.5mの高さからの落下テストにもクリアしており、画面割れしにくいスマホとしても定評があります。
初心者向けの「シンプルモード」はもちろん、フィッシング詐欺警告や迷惑電話対策機能など防犯機能も充実しているため、初心者・高齢者にも安心して使えます。
5Gスマホでありながら価格はなんと2万円台と非常にリーズナブルなのも魅力的です。
おサイフケータイも利用できます。
arrows Weのポイント画像引用元:
arrows Be4 Plusは、2021年5月発売の機種です。
4G対応のみとなっているので注意してください。
arrows Be4 Plus | |
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画面サイズ | 約5.6インチ |
本体サイズ | 高さ:約148mm幅:約71mm厚さ: 約9.4mm |
重さ | 約160g |
アウトカメラ | 約1,310万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 3,600mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Snapdragon 460 |
認証 | 指紋 |
防水 | IPX5/8 |
カラー | レッド・ホワイト・ブラック |
こちらもハンドソープで洗うことができ、除菌シートで拭き取ることも可能です。
手が触れるリアケース部分にも抗菌加工が施されているので、常に清潔を保つことができます。
arrows Weと同様に落下テストにもクリアしているため、画面が割れにくいスマホとしても人気があります。
シンプルモードも使えるので、初心者・高齢者にもおすすめですよ。
ドコモから販売されていますが、現在オンラインショップでは購入できない状態になっており、入荷は未定とのことです。※販売終了にはなっていません。
arrows Be4 Plusのポイント画像引用元:
arrows NX9は、2020年12月に発売されたarrowsスマホです。
arrows NX9 | |
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画面サイズ | 約6.3インチ |
本体サイズ | 高さ:約152mm幅:約72mm厚さ: 約8.5mm |
重さ | 約162g |
アウトカメラ | 広角:約4,850万画素超広角:約800万画素深度: 約500万画素 |
インカメラ | 約1,630万画素 |
バッテリー | 3,600mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon™765G |
認証 | 指紋 |
防水 | IPX5/8 |
カラー | ホワイト・ゴールド・ネイビー |
価格は7万円台と、arrowsスマホの中では比較的高い金額の機種となっています。
その分スペックも上がっており、特にゲーミング機能に定評があります。
5G通信に対応しているのはもちろん、ゲームに適したCPUであるSnapdragon 765Gが搭載されており、RAMが8GBでゲームを快適にプレイできる要素がたくさんあります。
カメラには「Adobe Photoshop Expressモード」が搭載されており、シャッターを押すだけで写真を適切な形に自動補正します。
そのため、スマホカメラの扱いに慣れていない人でも簡単に本格的な写真を撮影することが可能です。
超広角・広角・ポートレートのトリプルカメラなので、日常の写真はもちろん風景や背景をぼかした写真など、さまざまなシーンで活躍します。
もちろん、丸洗いもアルコール除菌シートで拭くこともできます。
arrows NX9のポイント画像引用元:
arrows Be4は、2020年6月に発売されたarrowsスマホです。
arrows Be4 | |
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ディスプレイ | 約5.6インチ |
本体サイズ | 高さ:147mm幅:70mm厚さ:8.9mm |
重さ | 約144g |
アウトカメラ | 約1,310万画素 |
インカメラ | 約810万画素 |
バッテリー | 2,780mAh |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
CPU | Snapdragon 450 |
OS | Android 10 |
認証 | 指紋 |
カラー | Gold/White/Black/Purple |
価格 | 23,760円 |
こちらも4G対応となっており、5Gは使うことができません。
また、ドコモオンラインショップでは現在入荷未定となっており、購入できない状態となっています。
エントリーモデルではありますが、ポートレートが使えるカメラが搭載されており、簡単に背景をぼかした本格的な写真が撮れます。
利用できるアプリを制限したり、1日の使用時間の上限を設定できる「ジュニアモード」も搭載されているので、子どもの利用にもぴったりです。
画面割れにも強く、もちろん丸洗いも可能です。
シンプルモードも搭載されているので、初心者や高齢者にも使いやすい設計となっています。
arrows Be4のポイント画像引用元:
次に、Twitter上でarrowsスマホに関する良い評判・悪い評判を集めてみました。
下記にて紹介するので、是非チェックしてください。
一部の機種を除いて、大半が5万円以内で購入できるコスパの良さがarrowsの魅力と言えます。
特に12月発売予定のarrows Weは5Gスマホでありながら2万円台で購入できる安さであり、そのコスパの良さはかなりネット上でも話題となっています。
スマホの料金を抑えたいという人にもarrowsスマホはぴったりですね。
後述しますが、arrowsスマホは過去に発売された機種の性能を理由に、利用を躊躇する人も少なくありません。
そんな人達でも、arrows Weのコスパの良さは評価するべき点のようです。
上記ツイートの通り、ハイエンドモデルのスペックを求めるのであれば物足りないと思いますが、5G対応でおサイフケータイも使えるので、気軽に5Gを試したい人にぴったりです!
arrowsスマホは、水に強かったり衝撃を与えても割れにくいなど丈夫さにも定評があります。
また、シンプルモードが搭載されており、文字が見やすくなったホーム画面や短縮ダイヤルの設定で簡単に特定の相手に電話をかけられるなど、初心者や高齢者向けの機能も充実しています。
さらに手軽に購入しやすい金額ですし、スマホを持たせようか考えている親世代・シニア世代の人達にも比較的使いやすいのではないでしょうか。
次にネガティブな口コミを紹介します。
国内メーカーであるという点以外に取り柄がない。かなり辛口ですね。
arrows Weは今回比較的多くの人が安さやコスパの良さを絶賛していますが、これまでのarrowsスマホは必ずしもそうではありませんでした。
発熱ばかりするので「ホッカイロ」と呼ばれることもありましたし、あまりに再起動を繰り返すので「再起動するためのスマホ」という声もあった程です。
しかしこれは、あくまで以前販売されていた機種に対してであり、現在販売中の機種にはそれほどのトラブルは見受けられません。
とは言っても、当時のインパクトが強かった人は「arrowsスマホ=あまり良くない」というイメージを持つ傾向にあります。
前述でも述べたように、スマホが熱いということでarrowsを連想する人もいるようです。
それほど「arrowsスマホ=発熱」というイメージが強いのでしょう。
現在販売中のarrowsスマホではそのような話を聞くことはほとんどありませんが(外気温の高さや使い過ぎなどの理由で発熱することはあります)、以前のイメージが残っている人の多くは購入を躊躇してしまいますよね。
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これまでのarrowsスマホの紹介や口コミ・評判を踏まえて、arrowsスマホにはどのようなメリット・デメリットがあるのかまとめます。
arrowsスマホを選ぶメリットarrowsスマホを選ぶデメリット下記にて詳しく見ていきましょう。
どの機種も大体5万円以下で購入できる安さと、ライトユーザーにもお得な最低限のスペックのみ備わったエントリーモデルが多い点がarrowsスマホの魅力です。
スマホは何も全てハイエンドモデルであるべきではありません。あまりスマホを使わない人にとっては、持て余してしまう機種も多いでしょう。
しかし、arrowsスマホは最低限のスペックで価格もかなり安いので、スマホをそこまで使わない人もお得に運用することが可能です。
また、arrowsスマホはハンドソープで洗えるなど防水に優れており、画面が割れにくい耐衝撃性能にも定評があります。
私達が普段から肌身離さず使っているスマホ。実はかなり汚れているといわれています。
そのため、洗える機種が多いarrowsスマホは、清潔さを重視したい人にもおすすめです。
さらに、落下時に画面が割れにくいという魅力もあり、口コミの中には「これまで使っていたスマホは大体画面を割ってしまっていたが、唯一arrowsだけ割っていない」というものもありました。
外で使う機会が多い人や、普段からスマホの画面がバキバキの状態になることが多い人にも適しているでしょう。
前章の洗える・画面が割れにくい点に加えて、arrowsスマホには初心者や高齢者向けの「シンプルモード」が搭載されている機種もあります。
文字が見やすく、特定のアイコンをタップするだけで相手に電話をかけられる短縮ダイヤル機能など、初めてスマホを使う人にも優しい設計となっています。
価格も他の機種に比べて非常に安いので、家族のスマホデビューにも気軽に導入しやすい機種ではないでしょうか。
arrowsスマホのメリットでありデメリットもいえる点は、「エントリーモデルが多い」ことです。
以前もハイエンドモデルと呼ぶべきスペックも機種も販売されていましたが、やはり他のiPhoneやXperia、Galaxyと比較すると物足りないと感じる人が多い印象でした。
スペックを重視したい・ハイエンドモデルのスマホが欲しい人は選ぶべきではないでしょう。
口コミ・評判の章でも述べた通り、性能面に関してはかなり辛口な意見が多いです。
それも現在販売中の機種のせいではなく、ひと昔前に発売されていた機種に問題があったからであり、そのイメージが消えない人もたくさんいます。
たくさんの選択肢がある中で、ネガティブなイメージのあるスマホを使う人は少ないですよね。
ただ、メリットの章でも解説した通りコスパの良さに関してはトップクラスなので、スマホのコストを抑えたいという人は是非この機会に勇気を出して使ってみてはいかがでしょうか。
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最後に、arrowsスマホのポイントについてまとめます。
arrowsスマホのポイントarrowsスマホは、コスパの良さだけでなく画面が割れにくい・洗えるなど丈夫さにも定評があります。
また、シンプルモードを搭載している機種も多く、高齢者や初心者向けのスマホとしても人気があります。
一方で、以前のarrowsスマホのネガティブなイメージを持っている人も多く、現在販売中の機種の性能について不安を感じる人もたくさんいます。
現在販売中のarrowsスマホで、以前販売されていた機種のようなトラブルはほとんど耳にしないので、心配する必要はないと思われます。
スマホの料金を抑えたい・初心者でも使いやすいスマホが欲しい人は、是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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