ライフハッカー[日本版]2021年9月4日掲載の記事より転載
空間オーディオのサポートがついにNetflix iOSアプリに展開されます。
この機能は、iOSかiPadOS 14.6(またはそれ以降)を実行しているすべてのiPhoneとiPadのユーザーがまもなく利用できるようになります。
残念ながら、さまざまな再生デバイスをサポートするApple MusicやApple TV +などの他の空間オーディオと互換性のあるアプリと違って、NetflixはAirPods ProかAirPods Maxを介した空間オーディオしかサポートしていません。
今後、より多くの再生デバイスのサポートが追加されるかもしれません。Appleは、将来的にMacやApple TVのデバイスにも空間オーディオのサポートを提供する予定です。
今のところ、AirPods ProかAirPods Maxを使用してiPhoneやiPadで5.1またはドルビーアトモスのサラウンドサウンドを使用して、Netflixコンテンツを視聴する方法は次のとおりです。
1. AirPods ProかAirPods MaxをiPhoneかiPadに接続します。
2. Netflixアプリを開き、サラウンドサウンドミキシングを含むコンテンツ(5.1サラウンドやドルビーアトモスなど)を見つけます。
3. (デバイスの画面の右上隅から下にスワイプして)コントロールパネルを開きます。
4. 音量スライダーを長押しして、オーディオ・オプションを開きます。
5. 空間オーディオのアイコンをタップして有効にします。
iOS/iPadOSの設定アプリの「設定」→「Bluetooth」で空間オーディオのオン/オフを切り替えることもできます。
Bluetoothリストのデバイス名の横にある「i」アイコンをタップしてから、下にスクロールして「空間オーディオ」スライダーをタップ。
この機能が有効になっていても、すべてのNetflixのコンテンツが空間オーディオで再生されるわけではないことに注意しましょう。
何らかの形のサラウンドサウンド・ミキシングを使用した映画やテレビ番組でのみ機能します。
ただし、Netflixの空間オーディオのロールアウトには、iOS 15の空間オーディオ変換機能のサポートも先取りして含まれています。
この機能は、AIを使用して、ステレオまたはモノラルで録音されたコンテンツをマルチチャンネル・オーディオに変換します。
この機能は、理論的には、ステレオ再生しかできない古い映画やテレビ番組に5.1サラウンドサウンドを追加できます。
また、HBO Max、Disney +、Apple TV+、Apple Musicなどの他の空間オーディオと互換性のあるアプリでも機能するはずです。
空間オーディオ強制変換オプションは、対応アプリや再生デバイスを使用しているときに、iOSやiPadOSのオーディオ・オプションに表示されますが、今年後半にiOS 15のフルバージョンをインストールするか、パブリックベータ版でないと機能しません。
Source: Reddit, Apple