リークでハードウェアが丸裸になってたって、ワクワクは止まらない。
みなさん、今夜はGoogleの発表会「Pixel Fall Launch」ですね。いやー、楽しみです。え? 「Pixel 6のスペックはもう知ってるから、価格と発売日がわかったら起こして」だって...?
いやいやいや、ちょっとまって! 起きて一緒に発表会を見ましょうよ!
Googleの発表会の主役は新サービスです。ハードのネタが割れてるからって、スルーしていいものじゃないと思うんですよ!
昔のスマホアプリはスマホの中で完結するものがけっこう多かったと思いますが、いまやほとんどのアプリがネットワークに接続し、その機能を拡張しています。
つまり、私たちがスマホで操作しているのは、スマホの先にあるWebサービスなんです。SNSもナビもAIアシスタントも、ネットワークがないと機能しないでしょ?
んで、Webサービスの中でもGoogleはもっともビッグなプレーヤー。Googleの発表会では、そんなサービスの新機能(=スマホの新機能)がお披露目されるイベントなんです。これはPixelだけの話じゃなくて、Androidユーザーはもちろん、iPhoneユーザー(なにかしらGoogleのサービスをつかってますよね?)にとっても興味ある話なんですよ!
もちろん、スマホのハードウェアがどうでもいいってわけじゃないです。サービスとやりとりするデータの精度は高いほうがいいですから、よりよいカメラセンサーや、データを下処理する端末のパワーは重要。
でも、それも「よりよいサービス」のためのものなんです。
あと、私がGoogleに期待しているのは「スマホの操作、もっと楽にしてくれないかな」ってことです。
Pixel(Android)には、素早くアクセスできて音声認識の精度が高いAIアシスタントや、おすすめアプリが正確なアプリランチャー、画面の端をこするだけでいい「戻る」ジェスチャーなど、指の動きが楽な設計が多いんです。
また、自分の位置や時刻に合わせて情報を先行してググって知らせてくれる「Google Now」や、ググった言葉の関連情報を見せてくれる「Things to know」など、指で操作すらしないのに必要な情報を渡してくれる、有能な秘書のようなサービスを実現しています。
タッチパネルはたしかに洗練されたユーザーインターフェースですが、毎日のアプリ操作に文字入力...耐指紋コーティングがはげるほどガラスをこすり続けるのにはもう疲れました。
そろそろ「指で操作しなくてもいいスマホ」の片鱗が見られるんじゃないか。それを期待しているんです。