ドコモの下取りプログラムをご存じですか?
機種変更や乗り換え時で機種を購入する際、使っていたスマホをドコモに下取りで出すと、最大64,000円の割引をしてくれます。
そこで今回はドコモの下取りプログラムの条件や下取り価格、注意点を詳しくまとめました。
下取りの回収方法は、店頭や郵送で行うことができ、それぞれの申し込み方法を詳しく解説しています。
また、画面割れや傷、故障した場合にはどれくらい下取り価格が減額されるのかも一覧で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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まずはドコモの下取りプログラムがどういったものなのか見ていきましょう。
ドコモでは、2014年12月1日から下取りプログラムを開始し、ずっと継続している割引施策です。
下取り対象はドコモが販売したスマホ・タブレットが中心ですが、他社からMNPで乗り換えてくるなら他社スマホも下取りOKです!
下取りプログラムを活用することでドコモへの乗り換え(MNP)がよりお得になりますね。
下取り価格は随時更新されますが、5万円以上の高額下取りのスマホもあります。
上手に活用すれば、新しいスマホを実質半額以下で手に入れるのも夢ではありませんね!
なお、下取りプログラムの還元方法は「機種代金割引」と「dポイント還元」の2通りがあります。
下取り手続きをする窓口によって利用できる還元方法が異なることに注意したいですね。
ドコモの下取りプログラムとはドコモショップや家電量販店などの実店舗で新規契約・機種変更と同時に下取りプログラムを利用する場合は、下取り代金を直接機種代金の割引に割り当てられます。
下取り価格と購入するスマホの機種代金にもよりますが、組み合わによっては事実上半額近く安く最新スマホがゲットできますね。
例えば、iPhone XS(64GB)を下取りに出してiPhone 11(64GB)を購入する場合、実質の機種代金は次のようになります。
下取り後の機種代金例
項目 | 機種代金 |
---|---|
iPhone 11 64GB(一括価格) | 87,120円 |
iPhone XS 64GB下取り価格 | 33,600円 |
合計 | 53,520円 |
ただし、店頭方式の下取りは機種変更と同時に旧スマホを引き渡す必要があります。
事前にアプリのデータ引き継ぎやデータ移行のためのバックアップなど、機種購入前の事前準備が必要になるということですね。
ドコモの契約をオンラインショップで行う場合や、店頭でも即日下取りスマホを預けられない場合、下取り還元方法は「dポイントでの還元」になります。
また、店頭方式の下取りでも手続き時に希望すればdポイントでの還元をしてくれます。
還元されるdポイントは下取り金額と同じなので、しっかりdポイントを利用すれば一切損はしません。
また、還元されるdポイントは、ドコモの毎月の利用料金で還元されるdポイントと同様に、ドコモ利用料金でも利用できます。
つまり、下取りプログラムを機種代金に利用しなくても、決して損はしないということですね。
後ほど解説しますが、ドコモはオンラインショップで購入手続きをした方がお得です。
スマホを1番お得に購入し、かつ下取りプログラムも最大限活用するなら、下取り還元はdポイント還元してもらった方がいいかもしれませんね。
下取りプログラム概要のまとめ続いて、ドコモの下取りプログラムの対象機種と下取り金額を一覧で掲載します。
なお、情報は2020年9月13日時点のもので、掲載する機種は一部抜粋とします。
ドコモのAndroidスマホやケータイは、ほぼ全機種が下取り対象のためです。
以下、ドコモで購入した商品を下取りしてもらう場合の価格になります。
iPhone・iPadの下取り価格
モデル | 良品 | 画面割れ | 機能不良 | |
---|---|---|---|---|
iPhone XS | 64GB256GB512GB | 33,600円45,200円53,300円 | 10,100円13,600円16,000円 | 5,200円6,000円6,400円 |
iPhone XS Max | 64GB256GB512GB | 43,200円55,100円64,000円 | 13,000円16,500円19,200円 | 6,400円7,600円8,000円 |
iPhone XR | 64GB128GB256GB | 21,100円31,900円38,500円 | 6,300円9,600円11,600円 | 4,400円5,200円5,600円 |
iPhone X | 64GB256GB | 31,000円35,000円 | 9,300円10,500円 | 3,600円4,000円 |
iPhone 8 Plus | 64GB256GB | 28,500円33,000円 | 8,600円9,900円 | 2,800円3,200円 |
iPhone 8 | 64GB256GB | 11,400円24,800円 | 3,400円7,400円 | 1,200円1,600円 |
iPhone 7 Plus | 32GB128GB256GB | 16,000円19,000円21,500円 | 4,800円5,700円6,500円 | 1,600円1,800円2,000円 |
iPhone 7 | 32GB128GB256GB | 11,000円12,500円14,500円 | 3,300円3,800円4,400円 | 200円400円600円 |
iPhone 6s Plus | 16GB32GB64GB128GB | 8,500円10,500円12,000円13,000円 | 2,600円3,200円3,600円3,900円 | 600円600円800円800円 |
iPhone 6s | 16GB32GB64GB128GB | 4,500円6,000円7,000円10,000円 | 1,400円1,800円2,100円3,000円 | 200円200円200円300円 |
iPhone 6 Plus | 16GB64GB128GB | 4,000円5,500円7,000円 | 1,200円1,700円2,100円 | 200円300円300円 |
iPhone 6 | 16GB64GB128GB | 1,500円3,000円4,000円 | 500円900円1,200円 | 100円100円100円 |
iPhone SE | 16GB32GB64GB128GB | 3,500円3,000円4,000円9,500円 | 500円900円1,200円2,900円 | 100円100円100円100円 |
12.9インチiPad Pro(第1世代) | 全容量 | 26,000円 | 7,800円 | 2,600円 |
9.7インチiPad Pro | 全容量 | 17,000円 | 5,100円 | 1,800円 |
iPad(第5世代) | 全容量 | 10,000円 | 3,000円 | 1,400円 |
iPad Air 2 | 全容量 | 10,000円 | 3,000円 | 1,200円 |
iPad mini4 | 全容量 | 10,000円 | 3,000円 | 1,000円 |
Androidスマホ・タブレットの下取り価格
モデル | 良品 | 画面割れ品 | 機能不良品 |
---|---|---|---|
Xperia 5SO-01M | 37,000円 | 11,100円 | 100円 |
Xperia 1SO-03L | 35,100円 | 10,500円 | 100円 |
Xperia XZ3SO-01L | 22,400円 | 6,700円 | - |
Galaxy Note10+SC-01M | 47,800円 | 14,300円 | 100円 |
Galaxy S10+SC-04L | 35,200円 | 10,600円 | 100円 |
Galaxy Note9SC-01L | 32,200円 | 9,700円 | 100円 |
AQUOS zero2SH-01M | 34,100円 | 10,200円 | 100円 |
AQUOS R3SH-04L | 25,000円 | 7,500円 | - |
AQUOS sense3SH-02M | 10,000円 | 3,000円 | 100円 |
Google Pixel 3 | 21,000円 | 6,300円 | - |
Google Pixel 3 XL | 22,000円 | 6,600円 | 100円 |
Google Pixel 3a | 15,000円 | 4,500円 | - |
HUAWEI P30 ProHW-02L | 29,800円 | 8,900円 | - |
HUAWEI P20 ProHW-01K | 18,500円 | 5,600円 | - |
arrows Be3F-02L | 1,500円 | 500円 | 100円 |
arrows BeF-04K | 1,500円 | 500円 | 100円 |
らくらくスマートフォン me(F-01L) | 2,500円 | 800円 | 100円 |
※最新の下取り価格 | ドコモ公式サイトをチェック! |
iPhoneは金額もかなり高く下取りしてくれるので、機種変更時には積極的に下取りに出しましょう!
お使いのスマホが掲載されていない、またはドコモ以外の製品を利用中の方はドコモ公式サイトで全スマホを確認してください。
下取り価格は日々変動しており、時期が経つにつれて下取り価格は下がりますので早めに決断するのが得策です。
特に月の変わり目や最新スマホのリリースがあると、下取り金額が更新される可能性が高いので要チェックです。
ドコモの下取りプログラムは、下取り条件を満たしていれば定額で下取りしてくれるのが大きな特徴です。
一般的なスマホ中古買取をしているお店では、提示された価格から査定結果に応じて減額されてしまいますよね。
査定減額例ドコモの下取り価格は中古買取より安く感じることが多いのですが、こうした減額がないため結果的に高く下取りしてもらえることも多いでしょう。
これまでドコモの下取り価格は「良品」「画面割れ品」の2項目でしたが、最近「機能不良品」が追加されました。
機能不良品になる例機能不良品は、上記のような「調子が悪いけど故障ではない状態」と捉えましょう。
機能不良品と聞くと故障していてもいいと思われがちですが、明確な故障があると下取り不可になるので注意してくださいね。
画面割れiPhoneはキャリアや買取ショップでも出せるので、ぜひどちらがよいか検討してみましょう。
続いてドコモの下取りプログラムで下取りしてもらうための条件を確認しましょう。
特にオンラインストアで機種変更を行う場合、下取りに出してから査定が入ります。
万が一、査定結果が下取り不可の場合、スマホは返却されずに破棄されてしまうので、事前に下取り可能かの確認がとても大切です。
ドコモの下取りプログラム申込み条件それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
2017年6月以前のドコモの下取りプログラムは、機種を購入した後からでも申し込みができました。
他社スマホであっても下取りを積極的に行っていて、ドコモ・au・ソフトバンクの中ではかなり下取りを優遇していました。
しかし、総務省の規制が強まったことで2017年6月以降は機種購入と同時でなければ下取りができなくなってしまったのです。
さらに、ドコモ製品と他社製品で下取りの条件が異なるようになりました。
うっかり購入時に下取りプログラムの申込みを忘れると、後から下取りの申請ができないので十分注意してくださいね!
ドコモのスマホを下取りしてもらうためには、購入手続きを行う電話番号に購入履歴のあるスマホである必要があります。
ちなみに、購入履歴にあるスマホか否かの判断は、スマホの製造番号で行われます。
同じ型番のスマホでも、ピンポイントで判定されてしまうということですね。
つまり、家族のスマホや、他の電話番号で使っていたスマホは下取りできないので気をつけてください。
特に注意したいのが、ネットや中古屋で購入したドコモスマホを利用している方です。
白ロムは電話番号に紐づいた購入履歴に残らず、他社スマホでもないので完全に下取りできない機種となっています。
場合によっては中古買取などに出して現金化するしかないでしょう。
ドコモ以外のスマホは、新規契約と乗り換えの時しか下取りに出せません。
auやソフトバンク、SIMフリースマホなどは、ドコモに乗り換えと同時に申し込めばOKです。
しかし、過去に乗り換えが済んでいて、前のキャリアのスマホが不要になったという方はドコモで下取りしてもらうことはできなくなっています。
ドコモショップや家電量販店での手続きでは、下取りに出すために所有者の承諾が必要になります。
機種変更の場合、契約者が来店できない時は家族が委任状を持ってショップに行けば手続きできます(機種代金を分割する場合は免許や保険証の原本が必要)。
参考:委任状(日本語)|NTTドコモ
実は委任状に「下取りプログラムに申し込む」という項目がありますが、小さく「対象機種・カラー」と書かれているので見落とされがちです。
ここを正確に記入しないと、下取りについては委任されていないと判断されて下取りプログラムが利用できません。
委任状で機種変更を行う方は十分に注意してください。
ドコモのスマホも、その他のキャリアのスマホも、本体代金の支払いが滞ると「ネットワーク利用制限」をかけます。
この制限がかかると、制限のかかったスマホはネットに繋いでも強制的に通信できなくなってしまうのです。
この通信制限がかかった状態では、下取りに出すこともできません。
ネットワーク利用制限の可能性があるのは特に中古スマホは元の所有者の機種代金の未払いでネットワーク利用制限がかかりやすいので、下取りできないことがあります。
ドコモに乗り換え検討中の方で、下取りに出したいスマホを最近使っていない方はあらかじめチェックした方がいいでしょう。
なお、ネットワーク利用制限にかかっていないかの確認は、スマホを販売したキャリアのWebサイトでチェックできます。
>ドコモスマホのネットワーク利用制限確認はこちら
>auスマホのネットワーク利用制限確認はこちら
>ソフトバンクスマホのネットワーク利用制限確認はこちら
上記のWebサイトで製造番号またはIMEIを入力するだけで簡単にチェックできるので、下取りに出す前に忘れずに確認してくださいね。
当然のことですが、スマホに故障部位があると下取りできないか、大幅な減額を受けます。
ですが、どの程度で故障と判定されるか判断に困る人も多いようです。
ドコモの下取りプログラムでは、次のいずれかに該当すると故障と判定される可能性が高くなります。
故障と判定されるのは仮にスマホ本体が傷だらけでも、細かな傷は全く気にする必要はありません。
逆に落下などで筐体に大きなひび割れがあったらアウトですが、画面割れのみであれば減額されますが「画面割れ品」の価格で下取りしてくれます。
また、スマホ本体が歪んでいる状態は、普通に使えたとしても「基盤破損」と判定されます。
これは、本体の歪み=基盤も歪んでいると判断されるからでしょう。
もちろん、電源ボタンや音量ボタンが全く反応しなくなっている状態もアウトです。
ただ、最近「機能不良品」の下取り価格が追加されているので、「反応が少し悪いけど使える」状態なら、かなり減額されますが下取り可能になっていますね。
もしこうした故障箇所があるなら、先に修理をしてから下取りに出したほうがいい場合もあります。
特にケータイ補償サービスに加入中の方は、補償金額より下取り価格の方が高くなりやすい状態です。
なお、dカードGOLD加入中の方は、補償を使ってスマホをリフレッシュしてから下取りに出せば大幅にお得になります。
ドコモのケータイ補償サービス利用料金dカードGOLDだけはドコモショップの店頭在庫との交換なので、上手くいくと機種変更が不要になることもあります。
家族でドコモなら毎月のランニングコストも最安になるので、まだ持っていない方はケータイ補償サービスの代わりにdカードGOLDを契約した方がいいでしょう。
関連記事で、dカードGOLDと他の補償との詳細な比較を行なっています。
今dカードGOLDを持っていない方は大きく損している可能性が高いので、必ず読んでくださいね!
ドコモの下取りに出すスマホは、確実に初期化ができる状態でなければいけません。
店頭で下取りの場合は、ドコモショップや家電量販店の店員さんの目の前で初期化をかけられれば問題ありません。
郵送で下取りに出す場合でも、あらかじめ初期化をかけてから送ればいいでしょう。
一方、初期化を忘れて郵送した場合は、ドコモの下取りセンターで初期化が実施されます。
もし初期化がかけられない状態だと、下取り不能と判定されてしまうので注意が必要です。
初期化ができない状態Androidの場合、多くの機種は画面ロックがかかっていても強制初期化ができます。
しかし、最近のスマホはセキュリティ向上の一環として、強制初期化時にログインしていたGoogleアカウントの情報がないと利用できなくなっています。
また、iPhoneは初期化時に「iPhoneを探す」がONになっているとiCloudのパスワードが必要になります。
さらに初期化後のアクティベーション時にも最後にログインしていたApple IDの情報を入力する必要があります。
つまり、初期化を忘れて郵送してしまうと、十中八九「初期化不能」という理由で下取りが成立しません。
先にお伝えした通り、郵送方式で下取りに出して下取り不可と判定されると、下取りに出したスマホはそのまま破棄されてしまいまいす。
郵送で下取りに出す場合は、初期化が完了していることをしっかり確認してから送るようにしましょうね!
ドコモの下取りプログラムに限らず、スマホの改造があると一切下取りに応じてくれません。
「改造なんてしていない」と思う人も多いのですが、意外と改造に該当することをやっている人が多いので必ずチェックしてください。
スマホの「改造」になるのは最初の2項目は該当する人は少ないはずです。
しかし3つ目の外装・部品交換や4つ目のシール類の貼り付けは、ほとんどの方が該当するでしょう。
外装や部品の交換は、画面割れなどの故障で街中の修理屋さんに持っていった方はアウトです。
こうした修理屋さんは、非正規の部品を使うので下取り後の査定でほぼ100%引っかかります。
本体にシールなどを貼り付けているのは、剥がせばいいと思っている方も多いと思います。
しかし、シールの剥がし忘れや粘着力が強力で剥がせないものをそのまま下取りに出すと、間違いなく査定に落ちます。
特に液晶保護シールは、うっかり剥がし忘れてしまう方が多いですね。
たまにショップに下取り不可と言われたというクレームが入り、話を聞くとほとんどが改造と判定されたものでした。
意外と見落とされるポイントなので、下取りを考えている方はご自身のスマホに改造がないかよくチェックしてください。
ドコモの下取りプログラムの申込みと下取り回収のタイミングを再確認しましょう。
ドコモの下取りプログラムの申込みは、新規契約や機種変更の手続きと同時に行う必要があります。
先に解説した通り、現在は後から下取りの申込みはできなくなりました。
そのため、下取りを行うかは契約手続きまでに決めておく必要があり、事前のデータバックアップが重要です。
ドコモショップや家電量販店等の店頭契約を行う場合、原則として下取り回収・還元も同時に行われます。
ドコモショップならデータ移行の手伝いをしてくれた後の回収となりますが、家電量販店では購入したスマホの引き渡しと同時に預けることが多いので要注意ですね。
ただ、下取り金額が10,000円以上になる端末の場合、店頭回収できるのはドコモショップのみとなります。
家電量販店で高額な下取り申込みをする場合に限り、後日郵送での下取り回収となり、ゆっくりデータ移行ができますね。
ドコモオンラインショップでスマホを購入する場合は、約1週間後にドコモから「送付キット」が送られてきます。
送付キットに下取りするスマホやポイント交換申込書を同梱し、スマホ購入翌月末までに返送すればOKです。
その後、ドコモの下取りセンターで検品が行われ、検品完了翌日に下取り価格分のdポイントが還元されます。
ドコモの下取りプログラム申込み条件ドコモ公式ショップを見るドコモの下取りプログラムは、機種変更と同時に申し込む必要があり、スマホの受け渡し方法が2通りあります。
下取り回収方法店頭で下取りスマホを回収してもらう店頭方式では、下取りの可否の簡単な査定をスタッフが手伝ってくれます。
初期化も店頭で預ける時に必須なので、うっかり初期化を忘れてしまう心配もありません。
また、下取りの還元もその場で受けられるので、購入する機種代金を直接値引きしてもらうこともできます。
iPhone Xなど高額下取りしてくれるスマホがあればかなり安くなりますね!
なお、下取り不可になる症状があっても軽微な場合、店頭回収だと下取りしてくれることがあります。
例えばボタンの反応が悪くなっている状態では、郵送下取りでは1回押して反応がなければ「下取り不可」となります。
しかし、店頭では何度も試して1回でも反応してくれればボタンの反応ありと申し添えて送ってくれます。
仮に下取りセンターで完全にボタンが反応しなくなっていても、輸送中に破損した可能性があると考えられるので、下取りしてくれる可能性が高まるのです。
ただし、現在は「機能不良品」の下取り価格が設定されているため、上記のような不調がある場合の下取り価格はかなり安くなってしまいます。
少しでも故障と判定されそうな症状があるなら、ショップで下取りに出したほうがいいでしょう。
店頭方式のメリット店頭方式のデメリット店頭方式での下取りは、手続きが完了した段階で下取りするスマホを初期化・回収されてしまいます。
スマホ内のデータ移行を全く準備していない状態で回収されると困ってしまいますよね。
下取りありきで手続きする場合は、ショップや家電量販店に行く前にデータ移行の準備は終わらせるか、郵送方式での回収を依頼しましょう。
ドコモの下取りプログラムは、郵送で下取り機種を回収してもらう方法もあります。
データ移行などが終わらずに店頭方式で回収できない状態の方や、オンラインショップで購入する方は、この郵送方式を使うことになります。
郵送方式のメリット郵送方式のデメリット郵送方式での下取りは、下取りキットに印字されている消印までに返送すればOKです。
消印は下取りに申込みした翌月末まで有効なので、約1ヶ月の余裕があります。
1ヶ月あれば、新しいスマホへのデータ移行や各種アカウントの設定も終わるでしょう。
続いてドコモオンラインショップでスマホを購入する時の、下取りプログラム利用方法を見ていきましょう。
ドコモオンラインショップでの購入なら事務手数料と頭金がかからないメリットがあります。
ドコモショップや家電量販店での機種変更事務手数料は2,000円、スマホ本体の頭金は5,000円〜10,000円かかるので、オンラインショップ購入+郵送方式の下取りのほうがお得ですね!
1ドコモオンラインショップでスマホ購入+下取りプログラム申込み
ドコモの下取りプログラムは、スマホ購入と同時の申込みが必要です。
後から下取りの申込みができないので、忘れずに申込みを行いましょう。
2「送付キット」が本人限定受取郵便で届く
下取りプログラムに申込むと、スマホ購入から約1週間で「送付キット」が本人限定受取郵便で届きます。
受け取り時に本人確認が必要になることと、受け取り拒否・受け取り期間超過で自動的に下取りプログラムがキャンセルされてしまうので、送付キットは確実に受け取ってくださいね!
3申込書の記入とデータ移行や初期化を済ませる
送付キットを受け取ったら、同梱されている「携帯電話機・ポイント交換申込書」を記入しましょう。
また、下取りするスマホのデータ移行と初期化も行い、問題なく下取りできる状態にしてくださいね!
4下取りするスマホと申込書を返信用封筒に入れて郵送
携帯電話機・ポイント交換申込書と下取りスマホの用意ができたら、下取りキットに同梱されている返信用封筒に入れて返送しましょう。
なお、郵送方法は郵便ポストの投函で問題ありません。
iPad Proなど大型タブレットなど郵便ポストへの投函が難しい場合は、郵便局やドコモショップに持ち込めば対応してもらえます。
なお、返送期限はスマホ購入日の翌月末までです。
たっぷり1ヶ月以上の余裕がありますが、うっかり返送を忘れないように注意しましょうね。
ドコモ公式ショップを見るドコモの下取りプログラムについて、よくある質問に回答しました。
ドコモの下取りプログラムとは?
ドコモが販売したスマホ・タブレット、または他社からドコモに乗り換える際の他社スマホを下取りするサービスです。
ドコモ下取りプラグラムの価格はいくら?
下取り価格は日々変動しています。
記事で紹介しているドコモのサイトで、最新の価格を見られます。
ドコモの下取りプログラムではいつ下取りしてもらえる?
現在はスマホの契約と同時のタイミングのみ、下取りを行っています。
最新のスマホを安く手に入れるチャンスですので、ぜひ活用してください。
ドコモの下取り価格が変動することはある?
価格は常に変動しており、スマホの状態によっては価格が下がることもあります。
記事では価格が下がる条件なども解説していますので、ぜひご確認ください。
最後に、ドコモの下取りプログラムを利用する時に特に注意したいポイント確認しましょう。
ここまでの解説でも注意点には触れていますが、特に次のポイントは押さえておきたいですね。
下取りプログラムの注意点は下取りプログラムに出すスマホの分割払いが終わっていない場合、下取りプログラムで回収された後も分割払いが継続することに注意しましょう。
特にここ最近発売されたスマホは、36回の分割払いも可能になっています。
スマホおかえしプログラムならドコモにスマホを返却した後、機種代金の分割払いが最大12回分免除されますが、下取りプログラムでは免除されません。混同しないようにしましょうね。
下取り条件についての解説で詳しく触れましたが、ドコモに下取りをしてもらうためには端末の状態がとても大切です。
まだまだ普通に使える状態と思っていても、端末の状態が下取り条件を満たしていないと手続きをしても無駄になる可能性があります。
下取り手続きを進める前に、今一度下取りできる端末の状態なのかチェックしてみてください。
下取り端末チェックポイントもし下取り不可となった場合、下取りに出したスマホはそのまま破棄されて帰ってきません。
郵送方式で下取りに出す方は、上記の項目は必ずチェックして問題ないことを確認してから下取りに出してくださいね!
今回はドコモの下取りプログラムの対象機種と価格、条件について解説しました。
ドコモの下取りプログラムまとめ最近のスマホはどんどん高額になっているので、下取りを上手に使って割引を受けることがとても大切です。
また、下取り回収の方法は2つあります。
下取り回収方法まとめ店頭方式は端末価格から直接割引できる反面、すぐ下取り回収されてしまうので事前準備が必要ですね。
一方、郵送方式は自分でデータ移行や初期化が必要ですが、たっぷり1ヶ月猶予があるので新しいスマホに必要なデータが移行できたかしっかり確認できます。
データ移行や初期化に困ったら、ドコモショップに相談する時間的余裕もあるでしょう。
ドコモの人気スマホへ機種変更する際には、ぜひこの記事を参考に下取りプログラムを使ってお得にしてください!