OCN モバイル ONEには「あんしん補償」という端末補償があり、他社から持ち込まれたスマホも補償適用の対象となる非常に便利なサービスです。
そこで今回は、OCN モバイル ONEのあんしん補償の概要や申し込み・利用方法、本当に必要かどうかという点について解説していきます。
これからOCN モバイル ONEでの契約を考えている人や、あんしん補償の加入を検討している人は是非参考にしてください。
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まず、OCN モバイル ONEのあんしん補償とは一体どのようなサービスなのか解説していきます。
あんしん補償とは、OCN モバイル ONEの音声対応SIMカードを契約した人向けの補償オプションであり、OCN モバイル ONEのスマホでなく、他社のスマホを持ち込んだユーザーが対象となります。
OCN モバイル ONEで買ったスマホでなくても補償が適用できるのは嬉しいですよね。
この章では、あんしん補償の料金・対象機器・補償回数・補償適用条件などについて触れていきます。
あんしん補償の月額料金は550円となります。
毎月かかる費用なので少し抵抗がある人もいるかもしれませんが、万が一故障した時に安心できるので、少しでも不安な人は加入することをおすすめします。
修理・交換費用は下記の通りです。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
修理代金 | 1回目 | 0円※補償上限額:50,000円 |
2回目 | ||
交換代金 | 1回目 | 4,400円 |
2回目 | 8,800円 | |
受付手数料 | お客様都合で修理・交換をキャンセルまたは電話での申告内容が再現できなかった場合故障機の返送料を含めて発生する費用 | 3,300円 |
故障診断料 | 5,500円 |
修理費に関しては、上限50,000円までは補償されています。
修理費が50,000円を上回った場合には、その差額を支払う必要があります。
交換費用に関しては1回目が4,400円・2回目が8,800円となります。
また、ユーザー側の都合で修理や交換をキャンセルしたり、電話で申告した内容が再現できなかった場合に、故障したスマホの返送料を含めて、各種手数料が発生します。
スマホの悪い部分を探すために、とりあえず検査も兼ねて修理に出すだけで、お金がかかってしまう可能性があるということです。
対象機器は、以下の条件を満たす端末となります。
対象機器となる条件AndroidまたはiOSが搭載されたスマホに限られており、90日以内にOCN モバイル ONEでの通信が確認できた端末が対象となります。
また、日本国内で販売されたメーカーの正規品であり、日本国内で修理可能な端末でないと修理を受け付けることができないので、海外で購入したスマホを持っている人は注意してください。
補償回数についてですが、サービス申し込み日の10日後を含む月の翌月から12ヶ月に2回までとなっています。
その後も12ヶ月ごとに2回まで補償可能なので、1年に2回だと考えてください。
補償範囲は下記の通りです。
あんしん補償の補償範囲自然故障に関しては、対象機器のメーカーが認める範囲内の故障(至って正常な状態で使用していたにもかかわらず故障が発生した場合)となります。
物理故障については、落下や水没など事故で破損した場合の故障となります。
ユーザー側の故意または重過失の場合は補償範囲に含まれません。
補償適用条件は下記の通りです。
補償適用条件あんしん補償を適用させるためには、まず購入を証明する書類が必要となります。
また、故障発生から10日以内に連絡したものでないと修理を受け付けることができないので、故障したらなるべく早く連絡するようにしてください。
修理・交換できる端末は、前章で解説した「対象機器」に該当する端末のみとなります。
こちらの条件を満たさない場合、補償を適用することができません。
OCNモバイルONE公式サイトを見るここまでOCN モバイル ONEのあんしん補償について詳しく解説してきました。
では、本当にあんしん補償は必要なものなのでしょうか?
この章では、あんしん補償は加入するべきなのかどうかという点について検証していきます。
あんしん補償は必要か?あんしん補償の月額料金は550円かかります。
他社の補償サービスの多くは800円~900円かかるので、それと比べるとかなりリーズナブルです。
補償を使わなかったらもったいないと思うかもしれませんが、スマホの補償サービスもいわば保険と同じで万が一に備えるものです。
月額550円なので、そこまで負担にはならないでしょう。
スマホの故障が不安な人は、入っておいて損はないと思われます。
修理に対する補償上限額は50,000円であり、全損にもならない限り、大半の修理は無償修理が可能だと思われます。
50,000円を超えたとしても数千円で抑えることができると思うので、全額実費で修理費を支払うよりは圧倒的にお得です。
画面割れ程度ならほぼ確実に無償修理ができると思うので、普段からスマホの画面にひび割れを作ってしまう人は、入っておいた方が安心です。
また、修理できない場合も、OCN モバイル ONEが指定した代替品と交換することができます。
どんな機種と交換になるかわからないというデメリットはありますが、1回目なら4,400円で新しいスマホと交換できるのはかなりお得です。
修理できないレベルまで壊れてしまった場合も、交換サービスがあるならかなり安心ですね。
注意点の章でも解説しましたが、修理しなくても受付手数料や故障診断料が発生する可能性があります。
ユーザー側の都合でキャンセルする場合はもちろん、申告した症状が再現できない場合も手数料が発生する恐れがあるので、症状がまだ曖昧な時に気軽に修理に出すことができません。
大手キャリアで修理に出していた時よりも、修理に出す時は慎重になった方が良いでしょう。
あくまで客観的にあんしん補償の内容を見た上で検証していますが、実際はユーザー自身が必要に思うかどうかが重要です。
つけた方が良いのか・つけなくても良いのかわからない場合は、これまでの自分のスマホの使い方を振り返って判断するのもおすすめです。
これまで使ってきたスマホを思い出し、画面割れなどの故障が頻繁に起きていた場合は、まず間違いなく念の為に加入しておくべきでしょう。
スマホを壊したことがない・そこまで外出先など壊すリスクのある場所で使わないという人は、なくても問題ないかもしれません。
OCNモバイルONE公式サイトを見るでは次に、OCN モバイル ONEの「あんしん補償」の申し込み方法について解説していきます。
OCN モバイル ONEは基本的にオンライン手続きとなるので(家電量販店受付もあります)、オンラインで手続きする際にオプション選択で忘れずに「あんしん補償」を選びましょう。
ここまであんしん補償の申し込み方法について解説しましたが、次にトラブル発生時に補償を適用させる方法について紹介します。
あんしん補償は電話で申し込みをする必要があります。
電話窓口は年末年始を除く年中無休であり、営業時間は10:00~18:00となります。
電話した時にオペレーターから本人確認の他に、故障の状況等のヒアリングが入るので、予め伝えやすいように故障の状況をまとめておきましょう。
また、電話する時に下記のものを用意してください。
電話時に用意しておくべきもの製造番号(IMEI)は、スマホの梱包箱や契約時の書類に記載されています。
箱や書類がない場合は、スマホの「設定」からIMEIを調べることが可能です。
大手キャリアの補償サービスは、基本的に契約時のみまたは契約後数日以内にしか加入することができません。
OCN モバイル ONEのあんしん補償は、必要だと感じた時にいつでも入ることが可能です。
また、自社で購入したスマホではなく、持ち込み端末にも適用できる補償なので、他社のスマホをOCN モバイル ONEで引き続き使いたい人にも大変便利です。
では次に、OCN モバイル ONEのあんしん補償を使う時の注意点について解説していきます。
加入を検討中の人は是非チェックしてください。
OCN モバイル ONEのあんしん補償の注意点あんしん補償は、あくまでOCN モバイル ONE音声対応SIMカードを契約した人向けの補償サービスとなります。
つまり、持ち込み端末専用の補償サービスということです。
OCN モバイル ONEのスマホを購入した人には別の補償サービスがあるので、そちらを選ぶようにしてください。
修理ができないと判断された場合、代替品との交換となります。
代替品はOCN モバイル ONEが指定した機種となるので、こちらで指定することはできず、故障端末と同一機種が必ずしも送られるわけではありません。
何が届くかわからないというのは少し怖いですが、1回目なら4,400円・2回目は8,800円で新しいスマホに交換できるのはかなりお得です。
大手キャリアなら、故障端末の修理中に代わりに使用できる端末の貸し出しを行っています。
しかし、OCN モバイル ONEには貸し出せる端末がありません。
そのため、修理中はスマホのない時間ができるので、予めご了承ください。
修理にかかる時間は2週間程度だといわれています。
この時間は大手キャリアや他社格安SIMと変わりません。
ただし、前述の通り貸し出せる端末がないので、2週間はスマホのない時間ができます。
昔使っていたスマホがあり、SIMカードのサイズが同じである場合は、一旦そのスマホを使うことをおすすめします。
料金の章で述べた通り、ユーザー側の都合で修理をキャンセルしたり、申告した症状が再現できない場合は別途手数料が発生する可能性があります。
修理費を電話で聞いた時に、高すぎるということで修理を断ることもあると思いますが、その場合も手数料が発生する可能性があるので注意が必要です。
※修理費などの電話が来た時に断った場合に発生するかどうか公式サイトに記述がなかったため、かかる可能性があると思っていた方が良いでしょう。
そのため、「なんかスマホの具合が悪いから調べてもらいたいな」と、気軽に修理に出すことができないのがネックです。
OCNモバイルONE公式サイトを見る最後に、OCN モバイル ONEのあんしん補償についてまとめていきます。
OCN モバイル ONEのあんしん補償OCN モバイル ONEのあんしん補償は、他社のスマホを持ち込んで契約した人が利用できる補償サービスです。
月額550円で上限50,000円まで修理費が補償されますし、修理不可能な場合は代替品との交換も可能です。
必要な時にいつでも入ることができる(※加入前の故障は適用対象になりません)ので、後付けももちろん可能です。
ただし、自己都合でのキャンセルや申告した症状が再現できない場合は、別途手数料が発生する可能性もあるので、修理に出す時は慎重になることをおすすめします。
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