今日は出社して仕事をすることに。午後からZoomを使って、会議室でミーティングを行うことになっているが、このためだけにノートPCを持っていくのは面倒くさい。
そこで、以前に購入しておいた、iPhoneの画面をHDMIで出力するアダプター(「ノートPCを持ち歩くのが重いので、iPhoneだけで仕事してみた」――急遽テレワークを導入した中小企業の顛末記(77))とマイクだけをカバンを入れて、ノートPCは家に置いておくことにした。
その後、オフィスで仕事をしているうちにミーティングの時間が来たので、アダプターにマイクをUSBケーブルで、会議室に据え置きのモニターをHDMIケーブルで接続。そのうえで、アダプターをiPhoneに装着し、Zoomが起動したら利用するカメラをアウトカメラに変更する――。これで、ミーティング相手の映像はモニターに表示しつつ、音声入力はマイクで、映像の撮影にはiPhoneのアウトカメラが使えるようになった。
モニターとUSBマイクをiPhoneに接続。こちらの映像はiPhoneのカメラで撮影するので、スタンドがあるとアングルを調整しやすいそのままミーティングを始めたところ、ノートPCを使わずに、iPhoneだけでも十分なクオリティでビデオ会議が行えた。ヘッドセットを使う時とは違って、こちらの参加者が何人いてもZoomに接続する端末がiPhone1台で済むのも手軽でいい。
ただ、バッテリーの消耗が激しかったので、iPhoneの充電ケーブルも併せて使っておくべきだったかもしれない。また、出勤中にスタンドがカバンの中でかさばったので、持っていくのはマイク本体だけでよかった。机の上にスポンジなどを挟んで置けば、振動などをマイクが拾うこともないだろう。
ちなみに、後でiPhoneにかかってきた電話に対応したところ、USB接続したマイクでは音を拾うことはできなかった。どうやらハンズフリーで電話をするには、ヘッドセットがマストなようだ。