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スマートスピーカーはやっぱり好きな名前で呼びたい?:ITはみ出しコラム

書かれた 沿って mobilephonebrand

Amazon.comが2014年11月に最初の「Amazon Echo」を発売してから約3年、2017年はたくさんスマートスピーカーが発表・発売されました。Echo登場時、正直こんな状況は想像もできませんでした(Apple共同創業者のスティーブ・ウォズニアックさんは予測していましたが)。

ようやく日本でも幾つかの選択肢が出てきました。私は「Google Home Mini」のチャコールを予約(10月23日以降に届く)。予約してから天面タップでの操作が無効になって、ちょっとがっくりしています。例えば、音楽を流しているときに電話がかかってきたら、「OK Google、ストップ」と言いながら電話に出るよりは、ぽんと頭をたたく方が簡単そうなのに。

Google Home Mini(チャコール)

そうそう、「Google Home」に呼び掛ける言葉(ホットワード)として「OK Google」以外に、日本では「ねぇ、Google」が使えるようになったのは朗報です(Android端末では使えません)。「OK」とか「ヘイ」とか「ハイ」とかは、何だかちょっと恥ずかしい。

スマートスピーカーはやっぱり好きな名前で呼びたい?:ITはみ出しコラム

数あるスマートスピーカーの中で、呼び掛ける名前が会社名なのはGoogleだけ。GoogleのAIアシスタントの本名(?)は「Googleアシスタント」で、呼び掛けるときは「Google」です。

他社のスマートスピーカーに搭載されているAIアシスタントの名前およびホットワードは以下のようになってます。

8人(?)中、明らかに女性なのはAlexa、Cortana、Aliceの3人、後は中性的な名前です。Xiaomiの「同学」は、家の中にクラスメートがいるのは嫌かも、と思いますが、中国語のニュアンスは分からないので、もっと広い意味なのかもしれません。Alibabaの「精霊」は頼りになりそう。

Xiaomi Mi AI Speaker

ちなみにYandexはロシアの検索最大手です。Yandexのアシスタント名は英語版プレスリリースでは「Alice」になっていますが、ロシア語では「アリサ」と発音します。ロシア語の人名は、女性は語尾が「a」と決まっているからです。

YandexのAlice(アリサ)

名前は結構大事です。日本人の私はいまだにSiriに「へい、しり」と言う度に、何だか違和感を覚えます。Amazonがホットワードを変更できるようにしたのはさすがです。親しくなったらあだ名で呼びたくなるものだし。

Googleだけ「Googleアシスタント」なんて、味気ない名称だと思っていましたが、毎日何度も「ねぇ、Google」と呼び掛けているうちに、だんだんGoogleに親しみを感じてしまいそうです。それが狙いだったのかも。