サムスンが縦折りスマートフォンの新モデル「Galaxy Z Flip3 5G」を発表しました。価格は折りたたみスマートフォンでは破格となる999.99ドル(約11万円)で、グローバルで8月27日より販売します。
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「Galaxy Z Flip3」は、ディスプレイを縦に折ってコンパクトにできるフォルダブルスマートフォンです。ガラケー(フィーチャーフォン)のように、パカパカと開閉して使えます。
前モデル(Galaxy Z Flip)からの進化点としては、画面サイズを維持しつつも本体をわずかに小型化。畳んだ状態のサイズは72.2 x 84.4 x 17.1〜15.9mm、開いた状態では72.2 x 166 x 6.9mmで、重量は183gです。さらにIPX8防水にも対応します。
ディスプレイは6.7インチ フルHD+(2640 x 1080)で、新たに120Hz表示に対応します。
畳んだ際に使用するサブディスプレイも前モデル比で4倍に大型化。1.9インチ 260 x 512解像度の有機ELとなり、時刻や通知の表示だけでなく、ウィジェットなども表示できます。また、カメラのライブビューモニタとしても利用できます。
プロセッサは5nmのオクタコアCPU「Snapdragon 888」を採用。RAMは8GB、ストレージ容量は128GBまたは256GBです。
背面カメラは広角レンズ(画角78°)と超広角レンズ(画角123°)の2眼構成。画素数はいずれも1200万画素で、F値とピクセルサイズはそれぞれF2.2・1.12μm、F1.8・1.4μmです。インカメラは1000万画素で、画角は80°となっています。
ヒンジは前モデルと同様に角度を無段階で固定可能。わずかに本機を曲げることで、スタンド不要で端末を自立できます。
サムスンは本端末の魅力を「ファッショナブル・コンパクト」と表現しており、6.7インチ(アスペクト比 22:9)の大画面を、ポケットや小さなカバンに入れて難なく持ち歩ける点をアピールしています。
ファッショナブルをうたう通り、本体カラーも「クリーム」「グリーン」「ラベンダー」「ファントムブラック」「グレー」「ホワイト」「ピンク」の計7色を用意。また、さまざまなケースやカバーも用意するなど、ファッション性を強く意識しています。