Twitterでは自分がフォローしていないアカウントのツイートがおすすめとして通知されたり、タイムラインに表示されることがあります。これらTwitter運営側によるレコメンドは、広く情報を集めるうえではありがたい機能ですが、迷惑に感じているユーザーもいるでしょう。この記事では、先にTwitterのおすすめ通知をオフにする方法、次におすすめツイートを非表示にする方法の順に解説します。
Twitterからおすすめの通知が頻繁に届いて、わずらわしいと思っているなら、ここで紹介する方法を使って、表示回数を減らしたり、興味のないトピックをオフに設定することができます。
Twitterの通知タブを開いて、特定のアカウントやトピックの通知が多く届きすぎているなと思ったら、三点ボタンから表示回数を減らすように設定できます。以下、説明のスクリーンショットにはiPhone版Twitterアプリの画面を使用しますが、Android版でも手順は同様です。
通知タブの右上にある設定ボタン(歯車のアイコン)から「フィルター」に進むと、「クオリティフィルター」という項目があります。クオリティフィルターをオンにすると、自分の興味関心との関連性が低いツイートやトピックの通知を除外できます。
先ほどと同じく、通知タブの設定ボタン(歯車のアイコン)から「フィルター」に進むと、「ミュートしている通知」という項目があります。ここでは、自分が「フォローしていないアカウント」の通知をすべてオフに設定できるほか、「プロフィール画像が設定されていないアカウント」や「メールアドレスが未認証のアカウント」などの特定条件を付けて通知をオフにすることも可能です。
通知タブの設定ボタン(歯車のアイコン)から「設定」→「プッシュ通知」の順に進むと、「Twitterから」の通知を制御できる項目が並んでいます。「トピック」や「ニュース」、「人気のアカウントから」など、自分にとって不要なプッシュ通知をオフに設定できます。「緊急アラート」や「初めて見る新機能」の項目は、筆者であればオンのままにしておきます。
Twitterのタイムラインでおすすめのツイートを非表示にする方法は、大きく三つに分かれます。一つは、タイムラインを時系列表示に変更して、自分がフォローしているアカウントのツイートだけに限定する方法。もうひとつは、タイムラインに流れてきたツイートから、アカウント個別あるいはトピックごとに対応していく方法。最後に、Twitterメニューの「設定とプライバシー」から、「興味関心」の設定を見直す方法です。
Twitterのタイムラインは「ホーム」という表示方式が標準設定となっていて、自分がフォローしているアカウントのツイートだけでなく、Twitter運営からの「おすすめ」などさまざま情報が流れてきます。このタイムラインの表示設定を「最新ツイート」に変更すると、自分がフォローしているアカウントのツイート(もちろんリツイートも含む)が時系列(新着順)に切り替わり、Twitterからのおすすめ情報が流れてこなくなります。
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タイムラインを時系列表示に変更して、おすすめの情報を一切受け取らなくするのではなく、余計なおすすめだけを除外したいと考えているなら、タイムラインで見かけたツイートやおすすめパーツに対してリアクションしていきましょう。
タイムラインに流れてくるおすすめツイートの上部には、「(トピック名) - さらに表示」とか「xxxxxさんがフォロー」といった記述がついています。記述の仕様はたびたび変わっていますが、こうした「おすすめとわかる差異」は何らかの形で加えられています。
iPhoneで「(トピック名) - さらに表示」という記述がある場合は、×ボタンをタップするか、「さらに表示」から「興味なし」を選ぶと、そのトピックは今後おすすめとして表示されなくなります。Androidでは「(トピック名)- トピックをフォロー」と表示されており、おすすめの対象から除外する方法は×ボタンのタップのみとなります。
「xxxxxさんがフォロー」という記述がある場合は、そのアカウントやツイートに対して「興味がない」とするか、ミュートやブロックを適用するなど、まさに個別に対応するしかありません。
Twitterメニューの「設定とプライバシー」から「プライバシーと安全」→「表示するコンテンツ」→「興味関心」に進むと、自分が興味関心を示していると判定された項目が一覧表示されます。これはプロフィールやフォロー中のトピック、その他の活動データをTwitter運営側が解析して、導き出されたリストです。自分の意志とは一致しないものも多く含まれているので、不要なもの(あるいはすべて)を除外しましょう。
ただし、Twitter運営側による「興味関心」のリストアップは、チェックを外した後も続きます。普段はタイムラインから個別に「興味がない」とリアクションを返し、やがて不要なトピックのおすすめが増えてきたら「興味関心」を再確認しましょう。
Twitterのタイムラインには、おすすめユーザーやトピックのレコメンドも流れてきます。頻繁に現れて迷惑だなと思ったら、以下の方法で表示回数を減らしましょう。
Twitterに限らず、インターネットサービスのレコメンド機能は、タイミングよくドンピシャの情報を出してくれると便利ですが、頻繁に不要な情報が送りつけられると迷惑に感じてしまいます。おすすめの通知に関しては、さまざまなミュート、フィルター機能が用意されているので、紹介した方法である程度満足できる結果が得られるでしょう。
おすすめのツイートに関しては、100%の解決を求めるのは難しいと言えます。筆者個人の感覚としては、Twitterのおすすめがうざくてタイムラインを時系列表示に変えてしまうのは、情報ソースを広げる機会の損失にもなるので、やりすぎかなと思います。不要なトピックやツイートが流れてきたら、「興味がない」と意思表示を行って、タイムラインをきれいに保ちましょう。
あべもとき1998年、パソコン雑誌「PCfan」にて編集者としてのキャリアをスタート。2012年にマイナビニュース デジタル編集部に加入し、パソコン、カメラ、オーディオ、スマホ、デジタル家電関連の記事を担当。2014年から2017年にかけて同編集長、2019年までプロデューサーを務める。現在はマーケティング系の部署から、TwitterやLINE、Amazon、iPhone、Android関連の記事編集・執筆を時折手がけている。監修記事一覧はこちら。