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スピーカー搭載のスマートグラス「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」、メガネ的にカッコいいぞ!

書かれた 沿って mobilephonebrand

メガネありきってのが良いねコレ。

ファーウェイの新製品がドカドカっと発表されましたね。タッチアンドトライ会場にてスマートグラス「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」を触ってきたのですが、これ、スマートグラス的にはなかなか斬新でしたよ。

ガジェットよりも、メガネありきのスマートグラス

コイツは、指向性のセミオープンスピーカー搭載のスマートグラス。メガネモデルとサングラスモデルがあります。韓国のメガネブランド「GENTLE MONSTER」とコラボした製品で、ガジェットというよりもメガネに寄ったファッション性が高いスマグラです。

付属のケースもダブルジップでカッコいい。

フレームは全体的に太めで、パット見は普通のメガネです。メガネショップに置いてあってもスマートグラスとはわからないと思いますよ。バッテリーやギミックなどでテンプルが太くなってるとかもないのがすごいよね。

ヒンジ部分の金属や赤いラインもオシャい。君、ほんとにスマートグラスなの?

スピーカー搭載のスマートグラス「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」、メガネ的にカッコいいぞ!

よぉ〜〜く見ると、テンプル部分にスピーカーやマイクのためのグリルが空いてます。これもかなり近づいてみないとわかりません。少なくとも装着してる状態ではスマートグラスには見えないでしょうね。テンプルの下側には、もうひとつスピーカーとマイクがあります。

テンプル部分に128mmの大型振動板を内蔵し、装着者にだけ聞こえるスピーカーを搭載。さらに外に向かって逆位相の音を出すことで、音漏れを軽期限するノイズキャンセリングのような消音テクノロジーも実現。ワイヤレスイヤホンとメガネの合体ガジェットのようなものですね。

ケース充電が巧み!

そして、スマートグラスなので充電が必要。スマートグラスの多くは(というかほぼ全て)、スマートグラスに直接ケーブルを繋いで充電します。「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」は、その常識の一歩先を見せてくれました。

メガネをケースに収納すると、充電できる(見えにくいけどフレームを収納するとインジケーターが光ってます)! これによりメガネ本体に端子を増設しないで済むので、デザイン的にかなり自由度が高まる、あるいはメガネとしての使い心地が向上しますね。

とはいえ、ワイヤレスイヤホンのようにケース自身にバッテリーを内蔵してるわけではなく、こうしてケースにケーブルを挿す必要があります。このポイントが改善されれば、より長寿命なスマートグラスになるはず。

音質は、想像以上にクリア

肝心の音質ですが、すごくクリアです。少なくとも「メガネから最低限の音が聞こえる」レベルではなく、リスニングを楽しめるレベル。低音はさすがに物足りないと感じるものの、耳元で鳴っているおかげか音の粒がハッキリ聞こえます。イヤホンと違って耳をふさいでいないのがラク。

音漏れについては、連携させているスマホの音量で4割くらいなら、真隣に来ないと聞こえない。6割になるとシャカシャカ聞こえて、8割だと明らかな音漏れが聞こえるくらい。聞いてる側としては、4割の音量は薄いBGMくらいなので、普段はこれくらいが心地良いですね。ガッツリ楽しみたいなら5割は欲しいかも。

テンプル部分にタッチセンサーが内蔵されていて、タップやスワイプで音量操作が可能。これもかなりスムーズ。メガネのテンプルって触りやすいのか、動作としても違和感なく触れます。

サングラスモデルはこんな感じ。サングラスをするシチュエーション=屋外であれば、5割ほどの音量でさらに楽しくリスニングできると思います。音楽を聞いてるとは思えないこのルックス、良いじゃないの。

メガネ主体のスマグラ、この方向性は楽しい

アイウェアメーカーのプロダクトでもあるので、ガジェットとしての価値+ファッションとしての価値、みたいなものを感じますね。僕の感覚だとメイン要素がメガネで、ガジェット性能の方が付加価値かなという印象。ファッションとして買いたくなるガジェットかなと思います。思えば昨今のワイヤレスイヤホンもそんなきらいがあるし、スマートグラスはガジェットwithファッションの方向性で掘り下げがいがあるジャンルだと思いますよ。

「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」は2021年7月13日(火)より発売開始で、市場想定価格は4万3780円。音が出るカッコいいメガネ、シンプルだけどどこか未来的。