2021年ガジェットの秋、Googleのターン。
Appleスペシャルイベントが終了したところですが、先程Googleもイベントを開催! この記事では、発表イベントをリアルタイムで追いかけ、随時更新していました。
2021/10/20 1:58
さーてやってきましたGoogle自製「Tensor」の朝。Google Pixel 6 Pro搭載が噂されるチップ。早期ベンチでは早くもSamsung Galaxy S21に肩を並べる高性能という情報も入っています。その実力やいかに?
・Pixel 6と6 Pro。確実。ハードウェアまでもうリークしちゃってるので中身のマジックに注目ですね。Googleだけに。
・折りたたみスマホのPixel。存在するならば、その片鱗は発表されるかも
・ワイヤレスチャージャー(分解動画は削除されちゃったけど)
・次期Android
実機、発表前に出しまくりでしたもんね。出し惜しみしないのがGoogleです。
スマホかざして、電車に飛び乗って、おまんじゅうをぱくっ、 な朝の風景。
路上では、女性の犬に、「こっちおいで」って日本語で話しかけるおっちゃんが登場。Googleに、日本語→英語へ一瞬で翻訳させた!!!!! (そろそろわれわれ翻訳者は廃業のようです…)
Pixel 6、美しい… Google Tensorも美しい…(Gマークしか見えないけど )。
AIのブレイクスルーをPixelにもちこむチップ。音声認識は自然言語、会話をそのまま拾えます。
スマホカメラも進化して、肌の色に合わせて調整までしてくれるそう。
センサもレンズも改善。
Android 12のUIデザインは、「Material You」のルールでデザインされています。
カメラのでっぱりは、帯状になっていて「Pixelカメラバー」という名前がついているそう。
あ、気になるお値段599ドル! 噂は本当でしたね!
無印の通常レンズと広角レンズに加え、Proモデルは望遠レンズもプラスされていて背面3眼ですね。
超広角のフロントカメラは4K動画も撮れます。
6.7"ダイナミックディスプレイ 10-120Hzでぬるぬるスクロール!
カラバリは3つ。無印のほうがツートンカラーで遊びココロあるかなぁ。
Pixel 6 Proの方は、価格899ドルです。
サイズを比べると無印は6.4”でProは6.7”ですね。そして、無印は90Hz、Proは120Hzという違い。
Pixelはリサイクルのアルミで、筐体もリサイクル素材にこだわっています。
Pixel 6に合わせて開発されたAndroid 12とMaterial You。
カラーは壁紙から色を抽出して、それをシステム全体に適用できるそうです。
ホーム画面のウィジェットも充実しました。
これは、機密性の高いタスクやコントロールの処理をするもので、チップに内蔵となっています。
さらに、それとは別に「Titan M2」というセキュリティ専用チップも入っていて、こちらはPINコードやパスワードの処理が専門。
セキュリティのアップデートは5年間続くそうですよ。 3年、4年ときて、今度は5年。だんだん長くなってます。
「これも、新しいチップがあればこそ!」との説明。ほかのAndroidフォンは基本的にQualcommチップで、もっと短いですからね…わぁ、差がつくなぁ…。
ここはパスワードのアップデート、PINコード追加などをするよう警告が出るところですね。
カメラや、位置情報にアクセス中のアプリもここで確認できます。
Android 12には「Private Compute Core」というソフトウェアもあり、ローカルのAI処理はここで行ないます。
「最強のセキュリティを誇るPixel」との自信を見せています。
「モバイルチップはどれもGoogleの研究のスピードについてこれなかった」ので自分たちで開発することにしたそうです(ふむ)。
Googleといえばクラウドの機械学習が強みでしたけど、それを実機に持ち込むのが「Tensor」っていう位置づけですね。
CPUは2+2+4で、GPUは20コア。
Pixel 5の「Snapdragon 765」と比べてどれくらいの性能差なんでしょうね?
メインカメラのセンサは1/1.3" 50MP。巨大です……。
Pixel 5の2.5倍の光をキャプチャできます。
Pixel 2以来のアップグレードになりますね。
超広角は12MP、望遠は48MP。
望遠の4倍というのは光学ズームで、Googleのアルゴリズムで20倍までズームインできます。
写真のコンピュータ処理を動画で行う工 夫もいろいろ施されているそう。
マジックイレイサーは、背景で消去した方が良さそうなところをサジェストする機能。余計な人が写ってると、こんな風に反転して消してくれるの。
便利! 類似のアプリはピンチですな…。
ぼやっとした顔もクッキリ補正する機能です。
Pixelでは、「顔だ!」と認識すると、広角カメラが高速で撮ってかけ合わせてくれるんだそう。
一眼レフのパニングと長時間露光撮影をシミュレートしてくれる機能です。
動いてる被写体の背後を流れるようにしたり、滝を長時間露光にしたりできます。
プレゼンターにSnap社のCEO、Evan Spiegelが登場。
スマホ背面ダブルタップでSnapカメラ起動。アンロックしなくてもOKです。
ARフィルターと翻訳機能が使えるのはこれだけ。もはやスナチャスマホと呼んでいいほどの入れこみよう(CEOがくるわけだ…)。
アルゴリズムのバイアスを取り除く努力もしたらしく、実現にあたっては専門家と写真家の有識者パネルと協働しました。
最近のスマホカメラは肌の色を白っぽく補正しがちだけど、ただ白くすればいいってわけじゃなく、あまり白くすると不自然になることもあります。その辺を考慮しながら、自動露出の補正をがんばったそうな。
「今あるカメラでもっともインクルーシブ」とのことです 。
Googleフォトでは、このアルゴリズムも自動補正機能に組み込みますよ。
「音声から文字起こし」はGoogleの得意領域ですけど、またまたこれでリードを広げそうです。
テキストはもちろん、絵文字入力も言いつけるだけで貼り付け完了。
タッチ入力とGoogle Tensorのパワーを使った音声入力をデモしてます。
お店に電話かけるときには、予想待ち時間まで表示。
「Tensor」によって、必要な処理がオプションで表示されるので、ややこしい処理もワンタップで済ませることができます。
続いて、日本語にも対応すると噂のLive Translate=リアルタイム翻訳機能。
Pixelに向かって話した英語の音声が、日本語の文章に置き換わっていってます!
多数のチャットアプリに導入できるみたいです。
また、視聴中のビデオからでも音を拾ってリアルタイム翻訳が可能。
「あらゆる音源の音声をリアルタイムで翻訳できます」
標識にカメラをかざすと、翻訳してくれる。これはGoogle Lensに前からあるAR翻訳ですね。
新通訳モードは48カ国語に対応しています。
「ときめく人生」も「thrilling life」と置き換えてますね。まるで申し合わせたかのようだわ。
「言語の壁は低くなるばかり」と言って、デモは終わりました(われわれの仕事もちいさくなるばかりですわ… 通訳者のみなさん、ここは穴があくほど見てくださいね!!! )。
はい、というわけで、新型Pixel 6と6 Proは今すぐ予約開始、10月28日発売! 以上です!
YouTubeでは、Pixel 3から毎年レビューしているリチャード&iPhoneユーザーの吉岡コンビが発表会を見ながらライブ配信していました。発表会のノリを楽しみたい方は、ぜひアーカイヴも見てみてくださいね。