協働型鉄筋結束ロボット「トモロボ」の土木・インフラ対応機共同開発完了のお知らせ
(2021/1/26)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:建ロボテック株式会社
鉄筋結束ロボット「トモロボ」がこれまで対応不可能であった太径(D 19~D29)に対応し、土木・インフラ工事の結束作業を自動化しました。建ロボテック株式会社 (本社:香川県木田郡、代表取締役:眞部 達也、以下「建ロボテック」) と、株式会社富士ピー・エス社(代表取締役社長:堤忠彦)、以下「富士ピー・エス」) は、鉄筋結束ロボット「トモロボ」がこれまで対応不可能であった、土木・インフラ工事向けの太径(D 19~D29)への対応改造を現場での両社共同での実証実験により、有効性を確認したことをお知らせ致します。建ロボテックが開発・販売する建設現場の生産性向上と作業者の負担軽減を目的とし、市販されている結束電動工具を取り付けるだけで自動化できる鉄筋結束ロボット「トモロボ」は、建築工事が主となる細径(φ10~16mm)の鉄筋結束作業を専門に行うロボットでしたが、富士ピー・エス社の全面的な協力によって、既存機を土木工事やインフラ工事に使用される太径(φ19~29mm)へ対応させる改良開発を開始し、2021年1月21日に富士ピー・エスが提供する現場での実証実験によって実用性と有効性を確認しました。今回の実験を踏まえた改良を行い、同社施工の工事で運用を開始します。これまで自動化が出来なかった土木・インフラ工事(D16/D19以上)の鉄筋工事で利用可能となり、より多くの工事でロボットを活用したスマート施工を可能とすることで、生産性向上と品質の安定化および作業従事者の高齢化や人不足などの社会問題解決を目指し、国土交通省が推進するi-Construction(アイ・コンストラクション)への作業領域での新たな取り組みとする事を目的としています。今回の提携について、建ロボテック株式会社 代表取締役 眞部達也氏コメント:これまで対応できなかった土木・インフラ工事への対応は、対象工事が公共事業であるために現場調査や実験を進めることが困難な領域でした。この度、富士ピー・エス様より全面的なご協力を頂いたことで、現場に即したロボットと出来た事を大変嬉しく思っています。今後、適用範囲を広げていき、トモロボシリーズが労働力不足といった社会問題を解決する、現場で働く全ての人達の真の相棒となることを目指して参ります。株式会社富士ピー・エス 代表取締役社長 堤忠彦氏コメント:土工事を中心にIT施工が普及していく中で、PC橋工事の施工合理化は大きな課題でした。この度、建ロボテック様の高い技術力により、施工現場への鉄筋結束ロボットの本格的な導入に向けた実装実験が成功裏に実施されたことは、本格的なITの活用に大きな道筋を付けていただいたと感じています。人とロボットが協力し合いながらパートナーとして働く姿が、これからの現場のスタンダードになっていくことが期待されます。これからも様々なかたちでロボットの活用を試行し、エイジフレンドリーな働きやすい現場づくりを目指していきたいと思います。実験現場全景実験の様子■建ロボテック株式会社について建ロボテックは、「世界一人に優しい現場を創る」をビジョンに、建設現場用の協働型ロボット「トモロボシリーズ」を始めとする、さまざまな建設現場省力化ソリューションを提供しています。代表者: 代表取締役 眞部 達也設 立: 2013年6月本 社: 香川県木田郡三木町大字井戸1577-1 〒761-0823電 話: 087-898-0555 FAX: 087-899-8086Webサイト: https://kenrobo-tech.com/■株式会社富士ピー・エスについて富士ピー・エスは、プレストレスト・コンクリート技術を用いて、60年以上に亘りコンクリートによるモノづくりを手掛けてまいりました。以来、土木と建築を事業の両輪として「真に社会に信頼され、必要とされる企業」に向けて、更なる事業の拡大と企業価値の向上に努めています。代表者: 代表取締役社長 堤 忠彦設 立 : 1954年 3月本 社 : 福岡県福岡市中央区薬院一丁目13番8号Webサイト: https://www.fujips.co.jp/本文中に記載されております会社名、商品名は各社の商標および登録商標です。企業プレスリリース詳細へPRTIMESトップへ
情報提供元:PRTIMES本リリースの掲載元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000065073.html※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。