ソフトバンクは、同社の株式売出しを装ったフィッシングサイトや、同社からのメールと見せかけたフィッシングメールが確認されている、として注意を呼びかけています。
ソフトバンクの株式上場は、1987年のNTT株を超える国内最大規模の大型上場になると報じられ、国内外の個人投資家からも注目を集めています。 そんな中、ソフトバンクの株式売出しを装って名前やメールアドレスなどの個人情報を収集しようとするフィッシングサイトが確認されている、とソフトバンクが注意を呼びかけています。ソフトバンクは、株式は国内引き受け証券会社を通じてのみ販売され、こうしたWebサイトを使った事前登録や勧誘行為は一切行わない、と説明しています。
ソフトバンクは、同社が送信元であるかのように装ったフィッシングメールも確認されている、と注意を呼びかけています。 フィッシングメールの例は、「キャリア決済の情報が他人に利用されたので、パスワードをリセットした。URLから手続きしてほしい」とURLをクリックするよう誘導、My SoftBankのログイン画面に似せた画面で個人情報を盗み取ろうとする、というものです。
こうしたメールを受信した場合、件名や本文に「重要」「緊急」などと書かれていて焦ってしまうかもしれませんが、URLをクリックしないよう注意しましょう。 万が一、URLをクリックした場合でも、携帯電話番号やパスワード、ワンタイムパスワードを入力しないでください。 もしもフィッシングサイトに情報を入力してしまった場合についてソフトバンクは、すぐにMy SoftBankのパスワードをリセットするよう、リセット方法の詳細とともに案内しています。
また、他サイトでも同じパスワードを使っていた場合は、他サイトのパスワードもリセットすることが推奨されています。
Source:ソフトバンク (1), (2)(hato)