今日も自宅でテレワーク。PCの電源を入れると、Windowsの起動前にブートマネージャーが表示された。今回はWindows 11を新しく用意したSSDにインストールしたのだが、どうやら以前に使っていたWindows 10が、そのまま古いSSDに残っていたらしい。
つまり、Windows 10とWindows 11によるデュアルブート環境が構築されたわけだが……、これってライセンス的に大丈夫なのだろうか? インストール時の表示では「後で自動的にライセンス認証されます」とあったが、Windows 11だけでなく、Windows 10もそのまま使えている。
この「デュアルブート環境」をそのまま仕事で使っていいものなのかどうか、さすがにちょっと不安なので、マイクロソフトのサポート窓口に問い合わせることにした。
Windows 10には標準で「問い合わせ」アプリが用意されており、ここで電話サポートを要請すると、入力した電話番号にサポートの方から連絡を取ってくれる。
▲ツールバーの検索ボックスに「問い合わせ」と入力し、「問い合わせ」アプリを起動検索窓に「サポート」などと入力し、表示された「サポートへのお問合せ」ボタンをクリック。電話サポートを要請するその後に掛かってきた電話でサポート担当者に確認したところ、現状のデュアルブート環境はイレギュラーな状態にあるため、Windows 10とWindows 11のどちらかをアンインストールする必要があるとのことだった。どうやら、今回のようにインストールメディアを利用する際にはWindowsをアップデート、もしくは現状のブートドライブへのインストールを案内しているという。
つまり、現在のデュアルブート環境では、どちらかのOSがライセンス違反を犯している可能性があるらしい。テレワークの促進によって、システム管理者の目が届かないところで、社員一人一人がPCを使っているが……。今回のようなトラブルを起こさないためにも、やはりWindowsのアップデートは慎重に行う必要がありそうだ。