近年、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進する企業が拡大中。そして今年4月からは、東京証券取引所の区分再編成で誕生する“プライム市場”において、非財務情報の開示義務化がスタートします。
このような背景のもと、booost technologies株式会社が展開するCO2排出量可視化・脱炭素化クラウド「ENERGY X GREEN」の導入が進んでいるようです。
そんななか同社は、グロービス・キャピタル・パートナーズらから総額12億円を調達。脱炭素化の加速に向け、事業・組織拡大を図る構えです。
「ENERGY X GREEN」は、企業・金融機関向けのCO2排出量管理・会計プラットフォーム。導入企業のカーボンニュートラルの状況把握・管理などをサポートします。
特徴のひとつがCO2自動計測。自社がどの程度のCO2を排出しているかを自動算出し、どの程度削減する必要があるのかを可視化します。また、省エネ・再エネ・非化石証書の購入など計画に沿ったCO2削減を実行できるのもポイントでしょう。
そして、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)やRE100などの国際イニシアティブ、地球温暖化対策推進法への各種報告書を自動作成します。
ちなみに同社は、電力小売事業の立ち上げ・ビジネス展開をサポートする「ENERGY X」も提供中。そのなかで、自社内の電気をCO2フリーにでき、調達したCO2フリー電気を顧客やサプライヤーに提供できるサービスなどを展開し、脱炭素化に貢献しています。
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