「Endless SHOCK -Eternal-」製作発表に堂本光一、佐藤勝利、北山宏光らが登場
2月17日、都内で「Endless SHOCK -Eternal-」製作発表が行われ、堂本光一(KinKi Kids)、佐藤勝利(Sexy Zone)、北山宏光(Kis-My-Ft2)、綺咲愛里、島田歌穂、前田美波里が登壇。同作への思いや、堂本が佐藤、北山ら新キャストへの期待などを語った。【写真を見る】仲良さげに話す堂本光一、佐藤勝利、北山宏光■「Endless SHOCK -Eternal-」を届ける最終決断は2日前堂本が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける「SHOCK」。2020年から堂本は主演に加え、作・構成・演出にクレジットされて初めての公演となったが、2020年2月28日以降3月いっぱいまでの帝国劇場公演が新型コロナウイルスの影響で中止に。2020年9・10月の大阪・梅田芸術劇場メインホール公演では、堂本が感染防止を念頭においての演出、構成を施した「Endless SHOCK」のスピンオフとなる「Endless SHOCK -Eternal-」を上演。そのスピンオフ作品を2022年、新キャストと共に新演出で上演する。堂本は、「まだ世の中が落ち着かない中、今回の公演をどうしようかすごく悩みました。皆さんには『Endless SHOCK』の会見があるという風に伝わっていましたよね。スピンオフである『Endless SHOCK -Eternal-』をお届けすると最終決断をしたのは2日前です。ギリギリまでどうしようか悩みました」と葛藤があったことを告白。「ただ『Endless SHOCK -Eternal-』はやはりスピンオフ。特に今回キャストが大きく変わるので、本編を知らないままご覧になる方もいらっしゃると思います。やはり本編の気持ちを知ったうえで『Endless SHOCK -Eternal-』をご覧いただきたいという思いがあり、(本編を)配信でお届けすることにしました」と報告を交えつつあいさつした。■佐藤勝利「殻を破って新しい僕の一面を見せられたら」東京・帝国劇場公演にてライバル役を演じる佐藤は、「14歳でジャニーズに入るまでエンタメに触れたことがなく、初めて生で触れたエンタメが『Endless SHOCK』でした。文字通り“終わらない衝撃”が今も僕の中で続いています。本来なら初日の1カ月前から稽古に入るのですが、強い思いがありまして、僕は11月から先走って(稽古をして)います」と気合いをアピール。「本当に一生懸命やっていますし、そんな僕を見て光一くんが『失敗を怖がらずにやった方が良いよ』とおっしゃってくれて。殻を破って新しい僕の一面、ライバル役の一面を見せられたら」と意気込んだ。■北山宏光「20年前の自分に『お前はライバル役で立っているぞ』と言ってあげたい」ヒロイン・リカ役を演じる綺咲は「諸先輩方に食らいつきながら大切に演じていきたい」、帝国劇場公演でオーナー役を演じる前田は「光一さんは毎回進化させていく方。去年とは違う-Eternal-を見せてくれると祈っております。新しいメンバーとともにすてきな作品を作っていきたい」とあいさつ。福岡・博多座公演にてオーナー役を演じる島田があいさつをしようと立ち上がると、堂本が「補足させてください。博多はどっちをやるか分かりません…本編をやれたらいいなと思っています」とコメントし、周りを驚かせた。続く、博多座公演でライバル役を演じる北山は、「博多座でどっちをやるか分からないというのを、先ほど前室で初めて聞いた北山です」とあいさつ。「僕も初めて触れたエンターテインメントが『Endless SHOCK』。約20年前の自分に『20年後、お前はライバル役で立っているぞ』と言ってあげたいですし、20年ごしにステージに立てることを誇りに思っています」と強い思いを伝えた。■堂本光一、後輩二人への期待を明かす堂本は、佐藤、北山という後輩二人について「我々は“ファミリー”と言われていて、その中でちらちらと顔を合わせることはあっても、がっつりと仕事をしたことは考えてみるとあんまりないんですよ。そういう意味では、舞台は稽古からいろいろなことをみんなで共有しながら作っていくものですから、これからどんどん知らない佐藤勝利、知らない北山宏光を発見するのが今からすごく楽しみです」と言い、にっこり。レポーターから「世代も違いますもんね?」と言われると、堂本は「何てことを言うんだ」とツッコミ。北山も「うちの座長をめちゃめちゃ言うじゃないですか」と言い、会場からは笑いがこぼれた。佐藤が「(今)25です」と年齢を伝えると、堂本は「KinKi Kidsのデビューと(年齢が)一緒だ」と驚き。「舞台って不思議と年齢が関係なくなるので、先輩・後輩じゃなく、一人の役者として向き合うのが楽しみです」と期待を示した。■北山宏光、新情報の多さにパニック佐藤は「最新のSHOCKのDVDを無言で提示され、強めに頷かれてそれで『決まったんだ』って思ったんです」と知った時の経緯を告白。「『出来るかな?』と不安はよぎりましたが、このチャンスを逃したら、僕はいつまで経っても帝劇に立てるスイッチを入れられないと思って」と決意を固めたことを明かした。また「演目もそうですし、基礎の基礎からやっています」と自主稽古の内容も明かした。堂本は「昨日も(佐藤と)電話で話したんですよ。強い思いがあるからこそ『迷惑をかけられない』という思いがすごく先行しているように思って。『それは違うよ。どんどん稽古場で失敗して恥をかいた方が良いよ』って昨日話をしました」と伝えたアドバイスについて語った。また、「北山という名前は結構以前から話には出ていたんです」と堂本が話すと、北山は「えぇ?! ちょっと今日初めて聞くこと多すぎるんですけど」と驚きの表情。「勝利が稽古しているって俺はしていないし、昨日も電話していたって俺かかってきていないし…」と、先輩・堂本から出される初めての情報の多さにあたふたしていた。ミュージカル「Endless SHOCK -Eternal-」は、4月、5月に東京・帝国劇場にて、9月に福岡・博多座にて上演予定。