英国の高級百貨店ジョン·ルイスが16日（現地時間）、LG電子の42インチOLED（オールレッド·有機発光ダイオード）テレビの予約販売ページを自社ウェブサイトに開いた。 価格は、1399ポンド（約22万円）だ。 LG電子は通常、新製品を欧州や韓国で、ほぼ同じ時期に発売する。 第1四半期に、韓国でも製品が発売される見通しだ。電子業界によると、テレビ市場で40インチ台のオールレッドテレビが「逆走行」している。画面が大きいほどよく売れる「巨巨益善」トレンドの中でも販売が増えている。業界ではコロナ以降、家でゲームを楽しむ「ゲーミング族」が増えた上、消費者が部屋で使う「セカンドテレビ」で中小型製品を好み始めた影響と分析している。さらに、従来の48インチの製品だけでなく、42インチまで品揃えが多様化し、市場が拡大しているという。●市場、2年で10倍増英国の市場調査会社オムディアは、LGディスプレーの40インチ台のオールレッドテレビパネルの販売量が、20年の21万台から22年は207万台へと、2年間で約10倍に増加すると見込んだ。40インチ台のオールレッドテレビパネルの販売台数は、25年には290万台まで増えるだろうと、オムディアは予想した。
LG電子のオールレッド（OLED）テレビなど（LG電子提供＝聯合ニュース）
発売が予定されている新製品はさらにある。Gディスプレーは昨年末、曲がる48インチのオールレッドパネルを公開し、「顧客企業と発売を協議中」と明らかにした。普段は平面で映像を視聴し、ゲーミングモードを設定すると、画面が曲がって没入感を極大化する製品だ。画質が大幅に改善されたオールレッドテレビも登場する見通しだ。 LGディスプレーは、今年4-6月期から、テレビメーカーに供給するオールレッドパネルを次世代パネル「オールレッドEX」に変える計画だ。 オールレッドEXは、オールレッドパネルの有機発光素子に重水素技術と個人化アルゴリズム技術「EXテクノロジー」を適用したパネルだ。 従来のパネルに比べ、画面の明るさ（輝度）が30%高く、カラー表現力が優れている。 ベゼルの厚さを30%薄くし、没入感が高いのも特徴だ。オ·チャンホLGディスプレー大型事業部長（副社長）は「テレビ市場が昨年、前年比12%、逆成長する中でもOLED製品は約70%成長という成果を収めた」と述べた。
イ·スビン