LINEアカウントを利用してログイン可能なサービスのうち、ログイン時に認証コードを表示し、登録した利用者のLINEアカウントから認証コードを入力することで本人確認を行う二段階認証が適用されていないサービスを対象に見直しを行い、順次適用されている。二段階認証の効果として、「パスワードなど本人の記憶による認証に加え、本人が所有するLINEアカウントを利用した認証を行うことにより、万が一パスワードが第三者に知られても、不正ログインを防ぐ仕組み」と同社では説明している。
参考イメージ: LINEログインにおける二段階認証2020年10月3日~2021年1月23日にかけて、「不正ログインの試行から、現在までパスワード変更が確認できなかった」というユーザーに、LINE公式アカウントを通じて、パスワードのリセットを通知。あわせてパスワードの再設定を依頼した。
LINE関連サービスやデスクトップ上のLINEにログインを行うと、認証済みアカウントのバッジが表示されている「LINE」という名称の公式アカウントからログイン通知が届く。まずLINE公式アカウントを通じ「パスワードが変更されました」というメッセージが送信される。続いてLINE公式アカウントを通じて「【重要】ご利用中のLINEアカウントに不正ログインの試みが検知され、現在登録のパスワードによるリスクが残っているため、緊急措置として2021/1/21 18:40と2021/1/23 10:00にパスワードの初期化を行いました」というメッセージが送信された。
なお、LINEに設定していたパスワードに他のサービスと共通のものを利用している場合、他サービスのパスワードを変更も検討することが推奨されている。
参考イメージ: ログイン通知メッセージ内容を確認し、ログイン通知に身に覚えのない場合、パスワードを変更したほうが良いだろう。