Xiaomi Japanは、昨年7月に発売したSIMフリースマートフォン『Mi 11 Lite 5G』に対して、新たにソフトウェアアップデートを実施し、Android 12(MIUI 13)が国内版に正式提供されたことが明らかになりました。
販売開始から約8ヶ月で最新OSが提供された形となり、Mi 11 Lite 5Gとライバル機種であり、Android 12に更新予定があるOPPO Reno5 Aは追い抜かれた形です。
Mi 11 Lite 5GへのMIUI 13(Android 12)の提供は、3月10日より開始されたもようで、SNS上ではMi 11 Lite 5G利用者らから続々と更新が行われた報告が投稿されています。
MIUI13来てるけど…様子見で(mi 11 lite 5Gです) pic.twitter.com/4UtC0ApFDx
— pon_yu (@pon_yu_jp) March 10, 2022XiaomiのMi 11 Lite 5Gの初期搭載OSはAndroid 11であり、国内モデルは海外版とは異なり日本独自の「FeliCa」に対応しているのですが、ローカライズが行われいる同機種でも無事メジャーアップグレードが提供される運びとなりました。
またAndroid 12へのアップデートをインストールしたユーザーからは、ゲームアプリ利用時の動作に変化が見られるとの報告もあり、OSが変わったほかに、挙動の改善なども含まれている様子です。
MIUI13へのアップデートでMi 11 Lite 5Gのゲーム性能が向上したよまともに遊べなかった崩壊3rdが普通に遊べるよ 発熱も抑えられたよ
— れんみお (@minminreo) March 10, 2022Mi 11 Lite 5GでAndroid 12が利用可能となりましたが、一方でライバルのスマートフォンである『OPPO Reno5 A』は、筆記時点ではOSバージョンはAndroid 11に留まっています。
しかしながらグローバル向けでの発表や、携帯電話会社の楽天モバイルが公開している『Android 12へのバージョンアップ提供製品について』の情報などから、少なくとも一部モデルのOPPO Reno5 Aに対しては、今後Android 12(ColorOS 12)へのメジャーアップグレードは行われる予定があることが明らかになっています。
OPPO Reno5 AとMi 11 Lite 5Gは機能性やスペックなどが近い仕様で、価格に至っては両機種とも43,800円(税込み)とOPPOとXiaomiが真正面肩競合するモデルになっています。
当初はMi 11 Lite 5Gで見られた、特定のゲームアプリで発生していた著しい挙動の問題や、FeliCaとNFCの独特な仕様から、OPPO Reno5 Aが優位に立つ部分もいくつか見られました。
しかしこれらの事象の多くが改善しており、加えて今回はOPPOより早く最新OSを配信するなど、かつてあったMi 11 Lite 5Gとの差は僅差となりつつあります。
また今回Xiaomiのほうが早かったものの、Reno5 AのOSアップデートなどについては、引き続きOPPO Japanからの最新情報に注目したいところです。
関連記事 : 弱点が消えた?「Mi 11 Lite 5G」ファーストレビュー・感想
リンク情報元(Source) : Android 12へのバージョンアップ提供製品について | 製品のお知らせ | 楽天モバイル