血圧の測り方は、まずカフを広げて手首に通す。次に、手首と手のひらの境目から、1cm~1.5cmほど隙間を空けた場所に固定する。そして、背筋を伸ばして椅子に座り、手首を心臓と同じ高さにして測定/停止スイッチを押す。
手首と心臓が同じ高さかどうかの確認には、HEM-6310Fに搭載されている「正確測定サポート機能」を利用する。正確測定サポート機能では、カフが適度な強さで巻けているか、手首(血圧計)の位置が心臓と同じ高さかどうかを、マークとランプで液晶画面に表示する。
血圧計は、手のひらと手首の境目から、1cm~1.5cm程度下の位置にセットする手首が心臓と同じ高さの場合は、青色のランプが点灯するオレンジ色のランプが点灯したら、手首の高さが心臓よりも高い、または低いということだカフが適度な位置で巻かれているときは、液晶右側のハートマークの下にOKマークが表示される血圧測定が終わったら、本体右側面の通信エリアマークにスマホの「FeliCaマーク」を合わせる。すると、からだグラフにデータが転送される。
血圧は、朝と夜の2回測定した。測定するタイミングは、ウェルネスリンクが推奨しているやり方に合わせ、朝は、起床後1時間以内で排尿後、朝食前に測り、夜は(食後/入浴後、1時間以上経過し、排尿後)寝る前に測った。いずれも、1分~2分安静にしてから測る。
ちなみに、朝が4時~11時59分まで、夜は19時~1時59分までの時間帯に測った結果がグラフに反映される。決められた時間帯以降に測定したデータは、PC用ウェルネスリンクの「測定記録・メモ」に記録される。
8月10日の2時31分に測ったデータ。グラフには反映されないが、測定記録・メモに記録されるなお、日本高血圧学会の指針では、最高血圧が135mmHg以上、あるいは最低血圧が85mmHg以上だと高血圧と診断される。ちなみに、低血圧に指針はないが、最高血圧が100mmHg未満だと低血圧とみなされることが多いという。