サムスン電子が、中低価スマートフォン「ギャラクシーA」シリーズ(写真下)を韓国で発売する。最近、スマートフォン市場で主流となっている第5世代モバイル通信(5G)モデルだけでなく、第4世代ロングタームエボリューション(LTE)製品も披露される。幅広いラインナップを構成し、アップルが2年ぶりに発売する普及型新製品に対抗する戦略だ。
サムスン電子、中低価スマホ「ギャラクシーA」韓国で発売へ
○「コスパ」ギャラクシー溢れる7日、情報技術(IT)業界によると、サムスン電子は最近、自社ホームページのモバイルプレスで「ギャラクシーA234G」と「ギャラクシーA134G」の細部仕様を公開した。両製品の最大の特徴は、LTE支援で、早ければ4月から韓国で発売される予定だ。安価なLTE料金制への加入を希望するニーズを反映した戦略と見られる。サムスン電子は昨年、韓国市場に5Gスマートフォンだけを披露した。両製品の韓国の出庫価格は、20万ウォン~30万ウォン(約1万9000円~約2万8500円)台になる見通しだ。ギャラクシーA23やギャラクシーA13は、バッテリーやカメラ、大画面など、基本性能に集中している。まず、25ワット(W)高速充電を支援する5000mAh(ミリアンペア時)大容量バッテリーを搭載した。背面5000万画素のメインカメラをはじめ、クアッド(4つ)カメラを搭載し、それぞれ6.6インチLCDを搭載した。両製品共に最大128GB貯蔵容量、8GBラム(RAM)を支援する。三星電子は、2モデルのほか、3月中旬からギャラクシーA335G、ギャラクシーA535G、ギャラクシーA735Gの中低価5Gスマートフォンを順次発表する計画だ。最高仕様の製品であるギャラクシーA735Gは、クアルコムスナップドラゴン750Gプロセッサーと120ヘルツ画面走査率を搭載しているという。これと共に、ギャラクシーAシリーズの中で、初めて1億800万画素のメインカメラをはじめ、背面クワッドカメラが取り付けられる見通しだ。○首位の守りサムスン電子は、ギャラクシーAシリーズを通じ、プレミアム製品から低価格製品まで多様なスマートフォンラインナップを構成し、市場シェアの拡大を狙う計画だ。ギャラクシーAシリーズとは別の普及型ラインナップであるギャラクシーMシリーズは、ギャラクシーフォンの全販売量の70-80%を占める。 プレミアムスマートフォン「ギャラクシーS22」シリーズは、2月末に世界市場で発売されて以来、興行を続けたが、最近ゲームの性能を制限する「ゲームオプティマイジングサービス(GOS)」議論が起こり、勢いが弱まっている状態だ。サムスン電子は昨年、ギャラクシーAシリーズの好調のおかげで、グローバルスマートフォン出荷量基準で1位を記録した。市場調査会社「カウンターポイントリサーチ」によると、昨年、世界スマートフォン市場で、サムスン電子は18.9%のシェアを占め、トップを守った。アップルは、17.2%のシェアで2位だった。昨年、世界で最も多く売れたスマートフォンは、ギャラクシーA12だ。 計5180万台が出荷された。サムスン電子が単一モデルで5000万台を突破したのは初めて。サムスン電子のギャラクシーAの新製品は、アップルの普及型アイフォンの新製品と激しい競争を繰り広げる見通しだ。アップルは9日、米カリフォルニア·クパチーノ本社のアップルパークで特別イベントを開き、普及型スマートフォン「アイフォーンSE3」(仮称)を公開する予定だ。iPhone SE3は、アップルがこれまで発売してきた5GのiPhoneのうち最も安い価格で発売する予定だ。海外メディアなどによると、iPhone SE3の出庫価格は、前作のiPhone SEと同様の価格の約48万ウォン(399ドル)レベルだ。
ぺ·ソンス