会見を行う金氏(国会写真記者団)=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】3月の韓国大統領選の革新系与党「共に民主党」候補、李在明(イ・ジェミョン)氏が京畿道知事を務めていた当時、道庁の職員が李氏の妻の金恵景(キム・ヘギョン)氏の私的な雑用をさせられていたとの疑惑を巡り、金氏が9日に党本部で記者会見を開いて謝罪した。 同疑惑を巡り、金氏が会見を開いて謝罪するのは初めて。2日に謝罪のコメントを出した後は沈黙を続けてきたが、関連報道が続くなど波紋が解消されず、局面転換のため正面突破を図ったとみられる。 金氏は雑用を命じた職員の上司について、「長い付き合いでときにはいろいろな助けを受けた」として、「公職者の配偶者として公私の区別を明確にしなければならなかったが、私が未熟だった」と釈明。「取るべき責任は取る。捜査と監査を通じて真実が明らかにされるよう最善を尽くす」と述べた。 また、「すべてが私の過ちで、未熟さの結果」として再度謝罪した。 ただ、疑惑を認めるかどうかについては、「捜査と監査が行われていると聞いた。最善を尽くして協力し、結果が出て責任があれば責任を取る」と答えた。 同疑惑を巡っては李氏も複数にわたって謝罪している。
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