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いざとなればGRがある。謎の安心感が得られるカメラ

書かれた 沿って mobilephonebrand

精神安定剤的な存在です。

今年は各社のプロ機が出そろった豊作の1年でしたが、私が買ったのはRICOH GR IIIx。コンデジを買ったのはもう何年ぶりでしょうか(コンデジなんていうと怒られそうですね)。

いざとなればGRがある。謎の安心感が得られるカメラ

今までの私はちゃんと撮るときは“一眼”で、日常のなんてことない写真は“iPhone”でという使い分けをしていたのですが、「あのGRが40mmになった!」ということで手にしてみました。

40mmは私にとって気負うことなく自然体で撮れる画角(28mmはちょっと気合いを入れないと上手く撮れません……)。GR IIIxもポケットやカバンの隙間に入れて、普段の生活の中で気になったものに向けてただシャッターを押す。そんな使い方をしています。

仕事柄、カメラを買ったらアレコレ設定をいじりながら使うのが好きなタイプですが、GR IIIxでいじったところといえば最初にイメージコントロールを自分好みに変えたくらい。メニューの中にどんな機能があるかも実はあまり知りません(笑)。本当にただシャッターを切るだけでなんだか満足できてしまう不思議なカメラなのです。

もちろん画質に関してもiPhoneや1型センサーのコンパクトカメラでは得られないクオリティで非常に満足。撮影後の撮って出しのJPEGデータを4Kモニターで見ても全く問題ありません。

撮る枚数はそれほど多くないのですが、ポケットに入っているだけで「いざとなればGRがある」というような謎の安心感を得られます。私にとってはカメラと言うより精神安定剤的な存在です。

まだ手にして日が浅いカメラですが、来年はレンズ交換式/GR IIIx/iPhoneの布陣で楽しい写真ライフを送りたいなと考えています。

JPEG撮って出しでこの雰囲気が出てくれるのがお気に入り。本当に適当に撮ったので中央のススキにはピントが合っていないのですが、これはこれでアリだな・・・と思わせる独特の空気感を出してくれるカメラです。RICOH GR IIIx / 絞り優先AE(F2.8・1/1600) / ISO 100