KDDIとXiaomiの共同開発により誕生した日本向けモデル『Xiaomi Redmi Note 10 JE』。KDDIが開発に携わっているので、購入出来る店舗は『au』と『UQモバイル』に限定されます。
Xiaomiより
Redmi Note 10 JEは日本ユーザーから人気の高い『防水防塵(最高クラスとなるIPX8/IP6X)』『おサイフケータイ』機能を備え、電池は4,800mAh(最大18Wの急速充電対応)と大容量。
Xiaomiより
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SocにSnapdragon 480 5Gを採用する事で安定した動作と低消費電力駆動を実現。6.5インチの大型ディスプレイは最大90Hzのリフレッシュレートに対応し、スクロール時などの表示をより滑らかに。
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メインカメラはPixel統合機能をサポートし、画素サイズを拡大することで明るく明瞭な描写を実現。実際にRedmi Note 10 JEを使用してみると電池もちが特に際立ち、トータルでバランスがとれたモデルである事が分かります。
ただし『日本向けモデル』という事もあり、気になっていたのは『ファームウェアのアップデートスピード』です。通常はグローバルモデルに先行アップデートが配信され、次に日本モデルといった流れ。
グローバルモデルが存在するXiaomi 11T Proなどはアップデートに関する不安はありませんが、Redmi Note 10 JEの場合は後回しにされる可能性も。
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その考えを大きく覆したのが『MIUI 13(Android 12 )』への先行アップデート。Xiaomi 11T ProやMi 11 Lite 5Gといった人気モデルを差し置き、スマホではRedmi Note 10 JEがおそらく国内モデル『1番のり』!これはかなり意外です。
ちなみに日本発投入となったXiaomiのタブレット『Xiaomi Pad 5』にもすでにMIUI 13が配信されています。
MIUI 13ではアーキテクチャ(設計)レベルから最適化が行われており、メモリ管理システムを微細化する事でバックグラウンドのプロセス効率が『+40%』向上。
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また、Androidデバイスは通常36ヶ月経過するとストレージパフォーマンスが50%低下するのに対し、MIUI 13では高度なファイル管理システムの導入により最適化効率を『+60%』引き上げ、パフォーマンスの低下をわずか『5%』に制御。
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さらにバッテリーリソースを分散させることで消費電力を『10%』平均的に削減しています。MIUI 13へのアップデート後は、ベンチマークスコアが向上するというよりは、長く安定的にXiaomiの端末を使える様になるという事ですね。
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XiaomiはMIUI 13へのアップデートスケジュール(グローバル)を公表しており、2022年第一四半期中に該当するその他国内販売モデルは『Xiaomi 11T』『Xiaomi 11T Pro』『Redmi Note 10 Pro』『Mi 11 Lite 5G』。Xiaomiユーザーは楽しみに待ちましょう。
MIUI 13になったRedmi Note 10 JEは『メモリ増設』機能をサポート。ストレージの一部をメモリとして『1GB』仮想的に使えるようになりました。同端末はストレージに『UFS2.1』の上位規格となる『UFS 2.2』を採用。仮想メモリとしての利用に適しています。
アプリをフローティングウィンドウで開くショートカット機能『サイドバー』には現段階でまだ非対応。今後のアップデートに期待ですね!
Xiaomiより
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記事に書かれている内容
Redmi Note 10 JE | |
---|---|
Soc | Snapdragon 480 5G(8nm) |
容量 | 4GB/64GB |
電池 | 4,800mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 200g |
画面 | |
カメラ | メインカメラ 深度測定カメラ マクロカメラ フロントカメラ |
防水防塵 | IP68(IPX8/IP6X) |
おサイフケータイ | 対応 |
指紋認証 | 側面 |
外部メモリー | 最大1TB |
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