尹錫悦候補、タクシー配車アプリを批判=韓国大統領選(画像提供:wowkorea)
韓国保守系野党「国民の力」のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領選候補が、タクシー配車アプリ事業者について「プラットフォームが(運転手の)利益の多くを手数料として受け取るのは、非常に不合理で国民の常識に合わない」とし独占・寡占問題を指摘した。 尹氏は8日、ソウル市ソンパ(松坡)区の交通会館で開かれたタクシー業界との懇談会で「独占的、略奪的利潤を仮に法律的に防ぐことが難しければ、政府が出資してプラットフォームを作る。国民に対し(この問題を)積極的にアピールし、(企業の独占を)改善できるようにしたい」と明らかにした。 尹氏は「私はまだ道端で(タクシーを)捕まえる古い人」とし、「ただ(便利だからと)アプリを使うだけで、費用についても問わないなら独占化する」と指摘した。「タクシーを公共交通手段として法制化してほしい」という業界の要求には「政府がどんな形であれ財政支援するか、それとも価格やすべてのタクシー事業運営の面で自由に申告させ規制を緩和するか、物価を管理するように行政制度を通じて料金を規制するか、どれが正しいのか選択する時期に来ている」と答えた。「タクシーでも、デリバリーサービスができるようにしてほしい」という要求については「小規模な貨物運送や旅客運送を兼ねるシステムとして、積極的に検討したい」と述べた。
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